FX 日次報告 2021年12月20日

FX

赤線:sellポジション
ピンク線:buyポジション

パフォーマンス

Total PFTotal WinTotal LossWinLossWin%Win Av.Loss Av.
-1800680-248041126.7170.0-225.5

 とにかくかみ合わなかった。逆張りのエントリーポイントは、利確の節目に届かず戻ってくることが多く、ブレイクアウトの判断したポジションは逆に持っていかれがちだった。
 1つ1つの振り返りで、適切な環境認識が出来ていて、適切なポイントを狙えていたのか反省したい。

ポジション保持時間

Total Hold TimeT/TtimeWtimeW/WtimeLtimeL/Ltime
4.4-37.56.426.53.7-60.8

 含み益になったポジションも、最低限の利確ポイントにすら達することなく、だらだら戻ってきたりしたことで、全体的に間延びしたデータとなっている。

振り返り

・エントリー1(ショート):トレンドになりそうでもないタイミングだったので、+2σに2回タッチしたタイミングでショートした。逆に持っていかれて、バンドウォーク帯で足が確定したので撤退。これは問題ないと思う。

・エントリー2(ロング):値動き的に上方向に強く、長期GMMAも収束してから反転しそうだったので、0σまで戻ってきたタイミングで反転ロングのポジションを取った。エントリーは綺麗であり問題なかったと思う。一方でエグジットについて、トントンで抜けるべきだったが、残念ながらローソク足1本分遅かった。0σを起点にエントリーした場合、±2σにタッチせず戻ってきた場合、0σにタッチした時点でエグジットした方が期待値が高い気がする。そういう意味で、エグジットは反省したい。

・エントリー3(ロング):-2σに2回目のタッチでエントリー。ただ想像以上に反発が弱く、0σタッチすらせずに再度下落。利確ポイントを逸したまま、これも少しエグジットの判断が遅れた。最低限の利確ポイントに達することなく明らかな不利なローソク足が出たら躊躇せずにエグジットすること。反省。

・エントリー4(ショート):0σと長期GMMAの抵抗帯ヒットと下落トレンド入りの重畳条件でショートエントリー。今見てもショートの期待値は悪くなかったと思う。エグジットは足が確定してから最速で切ったので、仕方のないスリップだったと思う。

・エントリー5(ロング):エントリー4のドテンロング。下落がだましとなると判断。一回+2σタッチ後2回目のタッチを狙ったが、弱含みの動きを見せたのでエグジット。そこまで悪い判断ではないと思う。

・エントリー6(ロング):直近高値をブレイクし、長期GMMAが綺麗に反転しそうな値動きだったので、最速順張りでエントリー。即失敗で即撤退した。それなりに値幅が大きい損失になってしまったが、ブレイクを狙う以上はある程度リスクも覚悟しないとならないので、これは仕方がないと思う。

・エントリー7(ロング):0σまで押したので、押し目買いのつもりでロング。これ自体は悪くなかったと思うけど、前回高値で跳ね返された明らかな上ひげが出た時点でエグジットして、ドテンショートを掛けるべき局面だったと思う。それだけ直前のシュリンクと、そこからの上方向にいったとの否定のローソク足の形は重要。

・エントリー8(ロング):荒めの値動きで底値を固めているように見えたので、十分に引き付けてロングした。ただ、0σまでも到達することなく落ちてきたのでトントンで手仕舞い。これもトントン撤退が正解と思うので問題なし。

・エントリー9(ロング):ダブルボトム形成での反転を見ていたが、0σすら到達せずに落ちてきたということは、安値更新をする可能性が高いと判断しないとならない。このエントリーははっきりと失敗だったといえる。エグジットについてもダブルボトム形成に張っている時点で、ちょっと損切りラインが遠すぎた。

・エントリー10(ショート):0σラインから-2σまで一旦押すと考えてショートエントリー。これは別に悪くない判断だったと思う。ただ-2σにタッチすることなく持っていかれて、0σの上で足が確定することなく大陽線が発生してエグジットした。ちょっと今の手法だと、この値動きには対処のしようがなさそう。

・エントリー11(ショート):+2σでショート。GMMA抜け直後にとるポジションとしては少し不用意だったかもしれない。-2σにはタッチせず難しい判断が求められるエグジットとなった。大きめ陰線を、完全に全戻しした陽線が出たタイミングでエグジットが正解だったか。

・エントリー12(ショート):下方向のだましからの、上方向のだましが発生したので下方向に張るのが期待値が高いと判断した。ただ実際には-2σにも+2σにも達することなく0σに収束してきたタイミングだったので、次のサインがあるまで見送った方が良かった局面だと思う。エグジットは狩られた形だが、ここは仕方がないと思う。

・エントリー13(ショート):+2σタッチかつボリバンもほぼ平行だったので、帰ってくる可能性が高いと判断した。エントリーは問題なし。ただしエグジットが下手だった。最初は-2σまで行く方向で張っていたが、少し迷いの出る値動きが発生して0σでエグジットしてしまった。値動きの流れを見ると、±2σに非タッチからの+2σにタッチしてからの下落なので、インバーテッドで-2σまで待った方が期待値が高かった。

・エントリー14(ロング):エントリー13から0σタッチで反転をみた。ただ、前述の通り、インバーテッドを生じやすい条件だったので、このエントリーは環境認識が甘いと言わざるを得ない。反省したい。

・エントリー15(ロング):-2σからの反発狙い。問題はなかったと思うが、リスクリワードが良くない状況だったので、見送っても良い局面だったと思う。

・エントリー16(ショート):環境認識として、下方向が鮮明になったと判断して最速順張り。問題なかったと思う。エグジットもそこそこで満足することが出来ており、問題ないかと思う。この後の下落トレンドを取りに行きたかったが、タイムアップ。

トレードルール

・長期GMMAとボリバンのみを指標とする。環境認識をして、サポレジの線を意識して、ローソク足のパターンを加味して期待値の高いエントリーを目指す。
・エントリー/エグジットはボリバンの±2σと0σを基本とする。
・トレンドが発生したと判断した場合は、明確に伸ばす。
・1分足確定ベースで、明らかに不利サインが出たらポジションの含み損がいくらあろうとも、含み益がいくら削られようとも機械的にエグジットする。
・どんなポジションであっても、必ず10pipsの値位置に損切りラインを入れて、これは絶対に離さない。
・トレンドは起点から3波-4波を限界とする。左の波数に足りなくとも、明確に高値を切り下げたタイミングでトレンド順張りのポジションは抜く。
・ボリバン±2σタッチで逆張りでエントリーを狙うが、ボリバンの傾きが不利な方向に傾いている場合は1ターン見送る。
・長期GMMAの形状と、ローソク足の位置で環境を認識する。
・反発期待でインした0σ、±2σに対して、次以降のローソク足の確定終値が不利な方向に割り込んでいた場合、即損切りする。
・±2σタッチでのエグジットを逃したとしても、逃したと覚知出来たタイミングで、即エグジットする。バンドウォークせずに、2回タッチする確率は低い。
・±2σにタッチせずに戻ってきてしまった場合は、潔く同値撤退をすること。
・±2σに上下ともタッチしなかった時点で、次の明確なサインが出るまでポジションを持たないようにすること。ただし、GMMAの形状でどちらに飛びそうかが判断できたと思ったときは、順張りのポジションをとってもよい。逆張りはダメ。

十ヶ条

・重い腰なら上げるな、危機感から死に物狂いで取り組める時だけやれ
・10ヶ条を最初に見てから、15分前後真剣に観察し、トレードをスタートしろ
・ため息がでたら、コーヒーブレイク、眩暈がしたら、仮眠
・レンジが8割、トレンド願望は捨てろ、ただし迷ったらトレンドに賭せ
・レンジ相場の前提で、一番おいしいところだけを取って満足しろ
・1分毎_120回の判断を死ぬ気で下せ
・ポジションとるときは、最速順張りか、ひきつけてエントリー
・本気で勝率を取りに行け、死んでも利確しろ
・トレンドの勢いと粘り、ブレーキングの強さと粘りを感じ取れ
・ダイバージェンス+ダブルトップ or ボトムを見逃すな

総括
 エントリー/エグジットでまだまだ詰めの甘さがあるところもあった一方で、そこまで強烈に酷いものがあったり、負けたものでも悪くないトレードはいくつかあったので、内容的には悲観するものでもないと思いました。

 ただ、負け額としてはそれなりなので、そこは真摯に受け止め、細かいところの精度をどんどん向上させていきたいです。

 ちょっと難しい日でしたが、環境認識の弱さも実感できたので、この点も磨いていきたいところです。 

 また明日も頑張っていきます^^

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