FX 日次報告 2021年12月13日

FX

赤線:sellポジション
ピンク線:buyポジション

パフォーマンス

Total PFTotal WinTotal LossWinLossWin%Win Av.Loss Av.
-150830-9803442.9276.7-245.0

 感じていたよりも明確な下方トレンドのままで、そのぶんロングのポジションの成績が良くなかった。環境認識があまり上手くいかなかったことが良くなかった。
 環境認識を外した中でも、ある程度損失を限定しつつ、トントン程度に出来たのは良かったとは思う。環境認識についての振り返りは本文でする。

ポジション保持時間

Total Hold TimeT/TtimeWtimeW/WtimeLtimeL/Ltime
5.9-1.95.749.06.1-40.1

 エントリー出来ずにそのまま値動きが発生してしまうことを我慢して受け入れたので、損切りまでの時間を少し長めに持つことが出来るようになった。それくらい引っ張ったりサインがかっちり出てから動けたと思う。

振り返り

・全般として、週末に考えていたルールを基準に、ローソク足の動きを加味してトレードをすることが出来た。完全裁量で、上がると思ったらロングして、下がると思ったらショートするというやり方ではないので、ある程度引っ張ってからインすることができたり、ある程度利確の基準も持ててやりやすかった。
・一方で過去検証の時点で思ったが、完全にルールのとおりにし過ぎようとすると、条件分岐がその時々によって期待値が変わる気がするので、実戦で常に相場に触れておくことでここの部分の精度を上げていきたい。完全裁量と、ベースとなるルールがある状態で、臨機応変に対応する部分が少しあるのとでは根本的に全然違う。
・ボリバンの反発は、ボリバンの傾きによって相当に反発力が変わる。-2σは下に傾いている時、+2σは上に傾いている時は、滑るような形で反発をしない確率が高いので、そのようなときは見送る。
・長期GMMAが下向きで、結構な厚さがある状態が続いていたので、下方向のトレンド発生中だと素直に認識しなくてはならなかった。
・ボリバンがシュリンクして、一気に上に動いたときだけはトレンド変換を疑う期待値が高いので、それでよかった。ただし、長期GMMAを抜けることなく跳ね返された時点で、下方向に強化される可能性が高くなったと判断すべきだった。
・ボリバンがシュリンクしたタイミングは長期GMMAを抜けると強いトレンドになりやすいので、トレンド方向に張りつつ、ダメだった場合は早々に認識を改めること。
・トレンドが発生する値動きは①長期GMMAを割と1-3本の1分足で抜く②長期GMMAがシュリンクしているタイミングで弧を描いくのどちらかが多い。長期GMMAを抜こうとしたときに4本以上停滞した場合は、結果はどうであれ一旦エグジットすることにする。
・トレンドの波は最大で4波、大体3波くらいを見ておく。3波以下でも、高安更新が出来なかったタイミングで見切る。

・エントリー1(ショート):レンジ相場の環境認識の中で、+2σに2タッチ目でエントリーした。0σを抜けた後に、実線ベースで再度抜き返したので、ルールに従ってエグジットした。ぎりぎりルールに引っ掛かってしまったがルールなのでOK。

・エントリー2(ロング):-2σタッチくらいを狙ってインした。一方で、長期GMMAがその前段階で捻じれて下げトレンドの発生を示唆している中で、1タッチ目を逆張りするのは期待値が低かったと思う。反省したい。また、ローソク足確定まではσ線に一時届いていても、最終的に届かないという現象が発生するので、その辺の塩梅は慣れで掴む。同時にどういう値動きをしたらσ線にヒットし、その時のσ線の傾きはどうなるのかも大体想像できるように訓練すること。

・エントリー3(ロング):明確な2タッチ目でのインであり、ルール通りで問題なし。ただ環境認識とローソク足の形で「強めの下落トレンド+高値切り下げ」が出た時点で、無理をして持ち続けるポジションではなかったとも思う。ルールに則りつつ、環境認識とローソク足の形は合理的であれば加味して精度を向上させていきたい。この時、言語化して説明できる内容であれば、結果はどうあれ問題なし。言語化出来れば、後から上手に仕上げられる。

・エントリー4(ロング):ひとつ前のロングポジションは取り損ねた。113.5と意識されやすいポイントかつ、下げトレンドが4波のタイミングだったので、これはしっかりと先回りで指しておきたかった。子のエントリーはダブルボトムと、傾きが平行になった-2σという重畳条件を理由にしている。エグジットは長期GMMAの厚い層の中でグダグダしたから。悪くない判断だったと思う。

・エントリー5(ショート):長期GMMAの層の抵抗に押し返されつつ、0σを割り込み始めたので、下落する確率が高いと判断した。エグジットは-2σに対して2タッチ目を狙ったが、思いの方か反発が強く、明確に戻ったタイミングでエグジットした。この判断は両方とも良かったと思う。

・エントリー6(ロング):ごちゃごちゃ底値を固め始めたので、113.5を背にもう一度反発すると考え、ギリギリのラインでエントリー。エグジットについては、最後の方でボリバンが急激にシュリンクしてきたので、上抜けたら大きなトレンドになりそうだと思い持ち時間が長くなってしまった。そういうタイミングであっても、明確に長期GMMAに押し返されたローソク足が確定した時点でエグジットするべき。反省したい。

・エントリー7(ロング):ローソク足の形とボリバンの収束及び値位置的に、ロングポジションの優位性があると判断してインした。それ自体は間違っていなかったと思うが、シュリンクして上抜けたらトレンドになりそうだというタイミングで、結局長期GMMAを抜けられなかった場合は、トレンドが続行するので、そうそうに諦めるだけでなくて、ドテンすると期待値が高そう。これは今後も検証する。

・エントリー8(ロング):これはエントリー7の反省と同様の反省があって、シュリンクして上抜けたら強そうだという意識が強すぎた。基本は下落トレンドであり、シュリンクして長期GMMAに跳ね返されたら、下方向に値動きは強化されるということを冷静に判断するべきで、113.5ラインでの逆三尊を根拠にエントリーするのは弱かった。反省したい。

トレードルール

・長期GMMAとボリバンのみを指標とする。環境認識をして、サポレジの線を意識して、ローソク足のパターンを加味して期待値の高いエントリーを目指す。
・エントリー/エグジットはボリバンの±2σと0σを基本とする。
・トレンドが発生したと判断した場合は、明確に伸ばす。
・1分足確定ベースで、明らかに不利サインが出たらポジションの含み損がいくらあろうとも、含み益がいくら削られようとも機械的にエグジットする。
・どんなポジションであっても、必ず10pipsの値位置に損切りラインを入れて、これは絶対に離さない。
・トレンドは起点から3波-4波を限界とする。左の波数に足りなくとも、明確に高値を切り下げたタイミングでトレンド順張りのポジションは抜く。
・ボリバン±2σタッチで逆張りでエントリーを狙うが、ボリバンの傾きが不利な方向に傾いている場合は1ターン見送る。
・長期GMMAの形状と、ローソク足の位置で環境を認識する。
・反発期待でインした0σ、±2σに対して、次以降のローソク足の確定終値が不利な方向に割り込んでいた場合、即損切りする。

十ヶ条

・重い腰なら上げるな、危機感から死に物狂いで取り組める時だけやれ
・10ヶ条を最初に見てから、15分前後真剣に観察し、トレードをスタートしろ
・ため息がでたら、コーヒーブレイク、眩暈がしたら、仮眠
・レンジが8割、トレンド願望は捨てろ、ただし迷ったらトレンドに賭せ
・レンジ相場の前提で、一番おいしいところだけを取って満足しろ
・1分毎_120回の判断を死ぬ気で下せ
・ポジションとるときは、最速順張りか、ひきつけてエントリー
・本気で勝率を取りに行け、死んでも利確しろ
・トレンドの勢いと粘り、ブレーキングの強さと粘りを感じ取れ
・ダイバージェンス+ダブルトップ or ボトムを見逃すな

総括

 今日からポジション量もエントリー回数も落としつつ、1つ1つのトレードの質をあげていくことに注力します。それとともに、トレードしていない時間で、どんどんルールを精査し、過去検証も積極的に行っていきたいと思います。
 一方で、根拠とする指標の種類は一旦これ以上増やさず、これらの指標を使いこなすことを目指します。ルールをある程度しっかりと考えてFXをするのは詰まらないのかと思っていましたが、振り返りも含めて結構楽しかったです。
 いくらルールを決めても、どうやって適用させるのかは都度調整が必要なので、その部分を実線で鍛えつつ、より有利な基礎ルールの構築を頑張りたいと思います。あとは環境認識の精度ですね。

 また明日からも楽しんでいきたいと思います^^

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