FX 日次報告 2022年1月11日

FX

赤線:sellポジション
ピンク線:buyポジション

パフォーマンス

Total PFTotal WinTotal LossWinLossWin%Win Av.Loss Av.
10802550-14707750.0364.3-210.0

 最初の方の値動きは非常にやりにくくて、ほぼ負けっぱなしとなった。
 上昇トレンド中に上に凸な形になったり、下降トレンド中に下に凸になった場合は、今の手法の中でもトレンドに逆張りする方法と相性が悪そう。思いっきり引付けて、順張りするエントリーポイントなら割と良い感じ。

ポジション保持時間

Total Hold TimeT/TtimeWtimeW/WtimeLtimeL/Ltime
5.610.85.961.45.3-39.7

 割と取らざる得ないリスクを取りつつも、足が確定していく中で優位性がなくなったと言えるタイミングでエグジットすることができた。利確のトレードについても同様。悪くなかったと思う。

振り返り

・重要指標はなく、気になるNYカットもない日だった。
・トレード開始のタイミングにおいて、明確に上昇トレンドが発生している状況となっていた。
・最初の方はなかなかエントリーポイントがなくて、若干無理にエントリーしに行ってしまったかもしれない。後半はエントリーポイントが無ければ待つのが基本ということを思い出して、エッジのあるポイントを待つことが出来たと思う。

・エントリー1(ショート):上昇トレンドのなか、+2σで上ひげが2本出て陰線となったので、戻り目を待ってショート。直近上日での高値よりも高い値位置で終値が確定したら損切りのつもりだったが、途中の陰線の前のローソク足が同値くらいで判断に迷ってしまった。そのあとの値動きに対しては迷っているうちに損切りが遅れてしまった。特に全てのシグナルが上昇トレンドなのだから、0σ付近まで落ちた時点でエグジットしておかないと駄目な局面だったと反省したい。

・エントリー2(ロング):ついつい飛び乗ってしまった。ここでショートを掛けるのは自殺行為となる可能性がある一方で、積極的にロングを取りに行くのはこらえたいところ。押し目を待つか、トレンド変換の急落を狙う目線に切り替えること。上に凸の上昇トレンドが押し目を作って急騰するときは、押目で拾えていた人たちのボーナスしかない。後乗りはこの足形で狙うの厳禁。

・エントリー3(ロング):きれいに底打ちしたかのような長い下ひげが、長期GMMAで反転したので、もう一段高を狙えると考えてロングした。+2σ未達だったが、上ひげ出して落ちてきたので微益撤退。

・エントリー4(ショート):エントリー3の高値が高値切り下げとなったので、このままだらだらと下降トレンドに入ると判断した。ただ0σで反発して+2σを目指して上昇したのでエグジットした。エントリーポイントに優位性があったのかというと、かなり怪しい。直前の下ひげを見て、ロングで反発を狙うならエッジがありそうだけど、ここでショートはちょっと待てと思う。

・エントリー5(ロング):エントリー4のドテンロング。エントリー4と同じ反省で、エントリポイントのエッジがないのにポジってしまった。確かに最速飛び乗りもあるけれど、硬直してからの上放れ、下放れでもないのであれば、基本は引き付けて有利なポジションでエントリーが基本中の基本。特にドル円はそうだと思う。別の通貨・コモディティだと違うかもしれないので、もし別のものに拡大するときは、慎重に値動きの癖を見てから。

・エントリー6(ショート):2連続でエッジのないエントリーをしてしまったので、かなり待ってから+2σでショートした。エントリーポイントとしては完璧。ただエグジットを取り逃した。損切りが続いていたので、しっかりと取り戻したいという気持ちが働いていて、そこそこに期待値の高い値幅で利確することが出来なかった。強く反省したい。同様の理由で損切りも遅れてしまっているから。いい位置エントリーするのは良いことだけど、折角いい位置でエントリーできたのだから、しっかり伸ばさなきゃみたいな、下手なエグジットに繋がる感情が芽生えることがあるので注意したい。

・エントリー7(ロング):エントリー2と全く同じミス。うーん、これはやっちゃダメなやつだよね。こういう値動きこそ、乗るなら最速。エントリー6をそこそこで利確して、-2σタッチでドテンロングを普通にしていれば良かった局面。特段難しかった値動きではないので、ここの値動きは取れるように訓練したい。

・エントリー8(ショート):エントリーポイントもエグジットポイントも戦略的であり問題ないと思う。ただエグジットポイントについて、長期GMMAの一番下と、-2σまでの距離がかなり近い時は、-2σまで引っ張るために、反転上昇のリスクを飲むことが経済的かをよく考える必要がある。今回のようにきれいに切り返されてしまうと、結果的にあとちょっとを伸ばす為に、大きな代償を支払う羽目になる。複数のポイントが近接している場合は、近いポイントで満足した方が、トータルでは期待値が高そう。

・エントリー9(ショート):きれいに戻り目で引き付けてショートすることが出来た。ローソク足も高値圏でトンボで、下落の期待値が高いところでエントリーできた。エグジットもボリバンシュリンクの急落だったので、バンドウォークの可能性を見つつ、反発局面で抜くことが出来た。もう少しだけ早めに抜ける判断力を身に着けたいが、今のところは及第点としたい。

エントリー10(ロング):売枯れを狙ってのロングエントリー。ボラが大きくなってきたのと、トレンドが下落方向に切り替わったのとを意識しつつも、短期的な売られずぎの基準として、-2σ2回目タッチを基準とした。結構こわかった。エグジットもそれなりで、+2σに届かなかったものの、急騰しつつほぼタッチまで行って上値が重くなったのでエグジットするという判断が出来た。

エントリー11(ショート):下落トレンド時に、抵抗力の強そうな長期GMMAの角度と開き具合にぶつかる水準で、ちょうど0σにも交わりそうだったのでショートエントリーした。ほぼ完ぺきなエントリーポイントとなった。エグジットポイントは意識されやすい115.50よりも手前で謙虚に設定した。これも良い判断だったと思う。

エントリー12(ロング):エントリー11のドテンロングだが、利確を謙虚にしている以上、エントリーポイントとしてはエッジがないともいえる。その基準で即ドテンするのはちょっと賢くない。エントリーポイントはもう少しひきつけてからが賢明だった。反省したい。

エントリー13(ショート):エントリー11とほぼ同じ。悪い発想ではないが、1つ分かったことがある。長期GMMAの抵抗力は、束が大きく開いている状態よりも、束の間隔が開く速度が速い時の方が強い。そして、角度が急なものであるほど強い。両方とも同義になるはずだけど。今回はちょっと長期GMMAの抵抗力が弱く、揺り戻しで損切りになってしまった。この後の下落局面が取れなかったのは痛かった。エントリーしようとしたときに、エントリー13の損切りラインがちらついて、素直にエントリー出来なかった。直前のトレードに引っ張られてしまった悪例。反省したい。

エントリー14(ロング):115.50を割り込み、かつ直近安値を割った水準で一度揺り戻しの反発が起きると判断した。1時間足のGMMAの一番したとも値位置が一致したこともある。基本下方トレンドであることを念頭に起きつつ、一時的な揺り戻しをメインケース、相当売り込まれすぎな水準であることも考慮して、トレンド変換するケースも考えながら引っ張りにいった。ただ、2本連続で長期GMMAの一番上の線の上に出てから、終値が長期GMMAの中に入ってしまったところでエグジットした。いい判断だった。

トレードルール

・長期GMMAとボリバンのみを指標とする。環境認識をして、サポレジの線を意識して、ローソク足のパターンを加味して期待値の高いエントリーを目指す。
・エントリー/エグジットはボリバンの±2σと0σを基本とする。
・トレンドが発生したと判断した場合は、明確に伸ばす。
・1分足確定ベースで、明らかに不利サインが出たらポジションの含み損がいくらあろうとも、含み益がいくら削られようとも機械的にエグジットする。
・どんなポジションであっても、必ず10pipsの値位置に損切りラインを入れて、これは絶対に離さない。
・トレンドは起点から3波-4波を限界とする。左の波数に足りなくとも、明確に高値を切り下げたタイミングでトレンド順張りのポジションは抜く。
・ボリバン±2σタッチで逆張りでエントリーを狙うが、ボリバンの傾きが不利な方向に傾いている場合は1ターン見送る。
・長期GMMAの形状と、ローソク足の位置で環境を認識する。
・反発期待でインした0σ、±2σに対して、次以降のローソク足の確定終値が不利な方向に割り込んでいた場合、即損切りする。
・±2σタッチでのエグジットを逃したとしても、逃したと覚知出来たタイミングで、即エグジットする。バンドウォークせずに、2回タッチする確率は低い。
・±2σにタッチせずに戻ってきてしまった場合は、潔く同値撤退をすること。
・±2σに上下ともタッチしなかった時点で、次の明確なサインが出るまでポジションを持たないようにすること。ただし、GMMAの形状でどちらに飛びそうかが判断できたと思ったときは、順張りのポジションをとってもよい。逆張りはダメ。
・長期GMMAのぶち抜きを掛けている場合、2本連続で上抜け・下抜けしそうだったけど、結局GMMAの中に戻ってきてしまった時点で手仕舞う。
・揺り戻しは大切なラインを割って、直近の高安を割り込んだところを起点に発生する場合が多い。損切りラインを決めつつ、そこをエッジとして狙っていく。

十ヶ条

・重い腰なら上げるな、危機感から死に物狂いで取り組める時だけやれ
・10ヶ条を最初に見てから、15分前後真剣に観察し、トレードをスタートしろ
・ため息がでたら、コーヒーブレイク、眩暈がしたら、仮眠
・レンジが8割、トレンド願望は捨てろ、ただし迷ったらトレンドに賭せ
・レンジ相場の前提で、一番おいしいところだけを取って満足しろ
・1分毎_120回の判断を死ぬ気で下せ
・ポジションとるときは、最速順張りか、ひきつけてエントリー
・本気で勝率を取りに行け、死んでも利確しろ
・トレンドの勢いと粘り、ブレーキングの強さと粘りを感じ取れ
・ダイバージェンス+ダブルトップ or ボトムを見逃すな

総括
 年末年始を挟んで久しぶりのトレードでした。最初はぎこちないし、ポジポジ病が出てしまいましたが、後半はエッジを意識してエントリーポイントを厳選できたのかなと思います。
 やっぱりトレードは楽しいですね。

 今日は少しプラスとなりましたが、明日以降も1つ1つのトレードを大切にしながら、着実にスキルを積み重ねられるように頑張っていきます^^

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