FX 日次報告 2022年2月4日

FX

赤線:sellポジション
ピンク線:buyポジション

パフォーマンス

Total PFTotal WinTotal LossWinLossWin%Win Av.Loss Av.RR
53309560-4230151255.6637.3-352.51.808

ポジション保持時間

Total Hold TimeT/TtimeWtimeW/WtimeLtimeL/Ltime
6.4-13.89.269.53.0-117.8

収支推移

振り返り

◆雇用統計のインパクトが大きく、一撃50pips近く上昇していた。
◆当然雇用統計またぎや直後はリスクが大きいので、30分くらい落ち着いてからトレードスタート。ただ、今日のような値動きをするのであれば、重要指標直前に逆指値を現在値の上下にかまして、約定しなかった方をすぐにキャンセルするという方法は、割と勝率と値幅が大きい気がするので、チャンレジしてみたい。
◆基本的には直近の日足ベースでも上昇、重要指標での値動きも上昇だったので、目線は上方向でトレード開始。
◆最初かなり連敗して、早々にかなりへこんだが、5分足を冷静に見直して、自分の予想と実際の値動きの乖離を特定し、すぐに切り替えてトレードを再開できたのが本当に良かった点だと思う。そのあとは調子と運が上向きになって、大幅なプラスに転ずることが出来た。
◆あまり眠気を感じないような、スイッチが入った感じがあった。眠気を感じるようなときは、眠いから駄目なんだと思っていたけれど、眠さを感じる程度の集中力やモチベーションしかないから駄目なんだと考えが変わった。というよりも、気付いた。これに気付けたのが、今日一番の収穫。

◆相当程度上が強いという環境認識をしていたので、浅い押し目で底堅く上昇すると考え、最初は煮詰まったところでロングポジションを取った。その瞬間強烈に下落し損ぎり。
◆続いて-2σタッチで反転ねらいのロングで、これも損ぎり。
◆これは重要指標の上昇近くまで落ちる考えを改め、ショートして利確。
◆需要指標での初動の上昇の節目付近で反転すると考えロング。まだ下がり損切り。
◆まだ下がるのであれば、抵抗帯がなくなるので、5分足で長期GMMAまで落ちると判断して、ドテンショート。きれいな往復ビンタで既に20pips分くらい損失。

◆往復ビンタを喰らった時点で、まだ5分足で長期GMMAまで調整すると思っていた。ただここで冷静になって、そもそも上昇目線だったこと、通常20-30pipsが急変動の上限のことが多いドル円で、その2倍近く動いていることなどから、長期GMMAまで調整せずに上昇に転ずる可能性が高そうだと考えを改めることが出来た。

◆5分足での考えを改めて、1分足で頃合いを見計らったのが最初の赤丸付近。0σのあたりなので、本来ならばどちらかにポジションを取りにくいところだが、安値切り上げの上昇パターンとなったので、ロングでエントリー
◆一発目の急落は耐えて、高値追いをした。結果、ダブルボトムを確定させる足が出たので、その時点でエグジット。ドテンショート。
◆ショートは安値圏内で、2連続で下ひげの足が出たので、エグジットしドテンでロングした。

◆上昇トレンドの中で、0σ付近で短期GMMAが束の反転をして、高値圏ではない位置で大陽線の次に下ひげとなったので追加でロングの玉を投入した。
◆今回も一発目の下落はスルーして、高値追い失敗のダブルトップ形成の足形を見てエグジット、ドテンショート。
平行に近い-2σにタッチしてから、強烈な下ひげの足が確定したのでエグジット。直近の下げが強烈だったので、まだ下げるか、上げるとしてもダブルボトム気味になると判断してドテンロングは取らず。

◆ロングの機会を窺っていたが、連続下ひげで切り上げていったのでそのタイミングでロング。
◆エグジットは今回は上値追いを拒否。理由は、連続して上げすぎている中で、大陽線を大陰線で全値戻ししたから。この形は含み益が減り過ぎて即エグジット出来ない玉が増えるので、ダブルトップにすらならないくらい売圧が強くなる場合が今まで多かった。
◆青いゾーンが今までの高値で、強い抵抗帯だった。上抜けしたことで、ここが抵抗帯転じてサポートになると判断して、ショートエグジット、ドテンロング。

◆抵抗帯転じてサポートが機能しないことが確定したところで損切り。エッジがないため様子見。
◆-2σにタッチしてから、反発して下ひげ陽線になったところで疑似的なダブルボトムの値動きとなったので、ロングエントリー。直近安値を更新され損切り。これはもう少し早く抜けられないとダメかも。具体的には、次の小陰線の安値を割ったライン。
◆損切り後直近安値と同等のラインで、5分足の長期GMMAにもタッチしそうな値位置だったことから、再度ロングポジション。ただし、ややリスクが高いと判断して、安値を更新するなら即損切するようにロスカットを設定。
◆ぎりぎりでロスカットはヒットせず運良く上昇。抵抗帯ヒットしたことや、それなりに強い下落があったことから、上値追いはせず。
◆ダブルトップになることもしないと判断して否か、ダブルトップの形を形成しようとしたので、損切りラインを近くにしてショートポジション。
◆5分足の形から、ダラダラ下げで値幅取れる可能性もあると判断していたが、割と強めにもしながら、安値切り上げの形を見せたので(騙しだったが)エグジット。

トレードルール

・長期GMMAとボリバンのみを指標とする。環境認識をして、サポレジの線を意識して、ローソク足のパターンを加味して期待値の高いエントリーを目指す。
・エントリー/エグジットはボリバンの±2σと0σを基本とする。
・トレンドが発生したと判断した場合は、明確に伸ばす。
・1分足確定ベースで、明らかに不利サインが出たらポジションの含み損がいくらあろうとも、含み益がいくら削られようとも機械的にエグジットする。
・どんなポジションであっても、必ず10pipsの値位置に損切りラインを入れて、これは絶対に離さない。
・トレンドは起点から3波-4波を限界とする。左の波数に足りなくとも、明確に高値を切り下げたタイミングでトレンド順張りのポジションは抜く。
・ボリバン±2σタッチで逆張りでエントリーを狙うが、ボリバンの傾きが不利な方向に傾いている場合は1ターン見送る。
・長期GMMAの形状と、ローソク足の位置で環境を認識する。
・反発期待でインした0σ、±2σに対して、次以降のローソク足の確定終値が不利な方向に割り込んでいた場合、即損切りする。
・±2σタッチでのエグジットを逃したとしても、逃したと覚知出来たタイミングで、即エグジットする。バンドウォークせずに、2回タッチする確率は低い。
・±2σにタッチせずに戻ってきてしまった場合は、潔く同値撤退をすること。
・±2σに上下ともタッチしなかった時点で、次の明確なサインが出るまでポジションを持たないようにすること。ただし、GMMAの形状でどちらに飛びそうかが判断できたと思ったときは、順張りのポジションをとってもよい。逆張りはダメ。
・長期GMMAのぶち抜きを掛けている場合、2本連続で上抜け・下抜けしそうだったけど、結局GMMAの中に戻ってきてしまった時点で手仕舞う。
・揺り戻しは大切なラインを割って、直近の高安を割り込んだところを起点に発生する場合が多い。損切りラインを決めつつ、そこをエッジとして狙っていく。
・自分のエントリーが中途半端で、苦しい展開が続いたのであれば、多少リバったところで満足しても良い。
・エントリーした足と、次の足が連続してポジションに逆行したら、一旦ポジションを解消する。

十ヶ条

・重い腰なら上げるな、危機感から死に物狂いで取り組める時だけやれ
・10ヶ条を最初に見てから、15分前後真剣に観察し、トレードをスタートしろ
・ため息がでたら、コーヒーブレイク、眩暈がしたら、仮眠
・レンジが8割、トレンド願望は捨てろ、ただし迷ったらトレンドに賭せ
・レンジ相場の前提で、一番おいしいところだけを取って満足しろ
・1分毎_120回の判断を死ぬ気で下せ
・ポジションとるときは、最速順張りか、ひきつけてエントリー
・本気で勝率を取りに行け、死んでも利確しろ
・トレンドの勢いと粘り、ブレーキングの強さと粘りを感じ取れ
・ダイバージェンス+ダブルトップ or ボトムを見逃すな

総括
 今日は勝ちトレードにもかかわらず、非常に学びの多い日だった。とても感謝している。

 1つはメンタリティ。最初負け続けて、かなりセンシティブになったが、なぜか今日は落ち込まずに冷静に間を取って、環境認識を改めてすぐに再開することが出来た。なんだろう、メタ認知的な感覚があった。
 また眠さはいつも通りだったはずだけど、トレード中に全く眠くならなかった。気合が入り始めているのかもしれない。最近なーなーな感じにいよいよ危機感が芽生え始めていて、ようやく意識の覚醒までに影響出来るようになった気がする。
 この体験で、眠い時は睡眠が足りていないから駄目なんだと思っていたけれど、それ以上に、多少の睡眠不足程度で眠気を感じるようなメンタリティ自体に問題があると確信した。勿論、過度な睡眠不足を自覚している時は、その限りではなく寝た方がいい。

 もう1つはテクニカル。
 今までは点と線でくっきり分けすぎていて、チャンスを逃したり、逆にチャンスを逃すのが怖くなって無理なポジションを取ってしまっていたが、もう少しゾーンでとらえることで良いトレードが出来ることに気付くことが出来た。
 前日の全てのトレードを細かく文章にするのではなくて、ゾーンで区切ってもう少し引きで見て、状況を解析したのが良かったのかもしれない。
 具体的には長期GMMA/ボリバン/抵抗線サポートの横の線を軸にトレードするが、それで一定の条件を満たしたときにのみエントリーではなくて、最終判断をローソクの足形でするという感じ。
 つまり環境認識をローソク足、エントリー/エグジット判断を長期GMMA/ボリバン/抵抗線サポートの横の線でしていたのを、逆にしたらなんかとてもトレードがしやすくなった。この発想はそもそもなかったので、もしかしたら上手くやれる契機になるかもしれない。たまたま今日だけかもしれないので、過信は禁物だけど、トレードの振り返りのときのクリアさが段違いでビックリしているので、間違った方向ではないと思う。

 同時思ったことが、たぶん今日は値動きが多い日だったはず。こういう日の方がトレードしやすいと感じるので、普段はポンド円などの値動きが大きめの通貨、重要指標があるときはドル円などの穏やかな通貨にすれば、安定していい調子がキープできるかもしれないと思った。

 1月くらいポンド円の分足も研究してみて、違和感がなければこの2つをトレード対象にするかもしれない。なお、同時に2つは絶対に見ない。

 また来週もごりごりチャレンジしていきます^^

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