日本株 月次報告 2021年10月

日本株

【最新ポジション】
<買いポジション>

銘柄コードイン平均建値玉数
エニグモ36652021/5/17
2021/10/5
1214.3300
ストライク61962021/7/263900100
Sun Asterisk40532021/8/252118200
エアトリ61912021/9/16
2021/10/8
3551.5200
Mipox53812021/10/151051200
シグマクシス・ホールディングス60882021/10/212599.5200
エムスリー24132021/10/286693100
※現引きしたりで、平均建値が少しずれている銘柄もあります

・エニグモ:ニッチなEC商品のプラットフォームのシェアを広げており、グローバル市場も順調に進出出来ている。ビジネスモデルも高利益率であり、財務体質も非常に健全。売る理由が見当たらないので保有を継続。Qごとの業績の振れがあり、需給を悪化させてしまう要因を作っており、実際に需給状況は良くないのは認識しているが、冬の時代も付き合っても良いと思える銘柄なので、四半期決算の内容が根本的にまずいことにならない限りエグジットしない。

・ストライク:3Qの決算で一時的な鈍化傾向があったが、単純に大型案件が4Qに集中しているだけで、通期業績は問題ないと判断した。一方で株価は調整に入ったので、買うタイミングを計りながらインしている。10/29発表の決算は非常に良いものであり、同業他社と比較してもまだ割安水準かつ高成長を継続しているので、しばらく握りつぶすつもり。日本M&Aやベイカレントを目指して頑張ってほしい。

・Sun Asterisk:割高であることは十分認識しているが、長期の調整がようやく終わった兆しがあり、需給状況も良化している。加えて、アジア圏のデジタル人材とタッグを組んでNFT事業への参入も発表しており、第2第3のアクシーインフィニティーの誕生に絡む可能性もあると考え非常に期待している。

・エアトリ:コロナ禍で大ダメージを被る業態であるにもかからず、迅速な経営判断で売り上げを絞って、赤字を縮小するどころか利益率を逆に伸ばしてきた手腕に感銘を受けた。アフターコロナ銘柄として短期で入った層が抜ければ、調整が終わってこれ以降で3000円を割ることはない可能性が高いと判断してポジションをとっている。

・Mipox: TSMCの日本上陸 で半導体関連が動意づくと思い、自分なりに期待値の高い銘柄としてチョイス。悪い銘柄ではないが、長期で持つほどの確信は持てていない。スイングでエグジット予定。

・シグマクシスHD:前回の決算発表後からの値動きが好きで、隠れフードテック関連としても注目している。ただ決算を跨ぐかどうかはまだ決めきれていないので、直前までの値動き次第で判断予定。

・エムスリー:完全に評価がされ切った感じの銘柄なので、長期で持つ予定はないが、スイングとしては上値余地が大きく、下値余地が限定的に感じたこと、超絶優良銘柄であることからイン。順調に伸びればトップは取らせるつもりだけど、テクニカルや需給状況を軸にエグジット判断をするし、損切りラインにヒットしたら即時決済予定。

<売りポジション>
なし

【10月トレード履歴】
<イン>

銘柄コードイン平均建値玉数ポジション
エニグモ36652021/10/51164.9100買いポジ
エアトリ61912021/10/84103100買いポジ
Mipox53812021/10/151051200買いポジ
シグマクシス・ホールディングス60882021/10/212599.5200買いポジ
エムスリー24132021/10/286693100買いポジ

・エニグモ:9/14の2Q決算で大きく売り込まれている状況だが、決算の内容はポジティブであり、需給状況が改善するのを待てば良いと考えている。長期目線でポジションを持った銘柄なので、決算の内容がネガティブだと判断するまでは特にエグジットは考えない。一旦の底打ちと判断して買い増したが、結果的にはスケベロングになっている。需給状況は悪化の一途をたどっていることから、これ以上の買い増しはしない。

・エアトリ:9月中旬にアフターコロナの最後の仕込み時と判断して購入し、一旦の調整が来たと判断して10月8日に買い増した。業界的に厳しい時期に売上を絞って利益率を上げられているのは本当に凄いことで、経営陣がご乱心しない限り、しっかりめに握りつぶすつもり。

・Mipox:TSMCの日本上陸の報を受け、半導体関連銘柄の中で期待値が高い銘柄としてピックアップした形。レーザーテックの決算が見た目上かなり悪かったので、連れ安になるようであればエグジットする。ある程度短期目線で入ったのに、1300円前後で抜けられなかったのは反省。ちなみに、レーザーテックの決算は見た目は悪いものの、リードタイムの長い受注案件は爆伸びしているので、Mipoxの次の決算が同じ半導体関連だから悪いとは考えていない。

・シグマクシスHD:フードテックの隠れ関連銘柄として注目していた銘柄。DX関連のコンサルとしては、顧客満足度も高水準で、比較的安心感がある。前回の決算後に大きな値動きがあって、ホルダーの交代が進んだという印象。高値から調整を挟んで、ダブルボトムになったので、損切りラインまでの距離も短く、需給状況も悪くないのでイン。決算跨ぐかどうかは未定。

・エムスリー:いわずもがなの超優良銘柄。ただし、去年大相場をやりすぎて、需給状況が芳しくない。一方で、決算前後の値動きに特徴があって、決算で株価が落ちることを事前に織り込む層が増えてきている印象で、決算後の調整の期間がどんどん短くなっている。今回も決算翌日にGDとなったが、それなりに底堅い前場の値動きだったので、損切りラインを近めの6600に設定してインした。スイングである程度とれればいいなという感じ。

<エグジット>
確定損益:-66,620円

銘柄コードインエグジット買値売値玉数損益損益%ポジ
旅工房65482021/8/252021/10/111008141530012210040.38買い
トビラシステムズ44412021/8/312021/10/41310.01259300-15300-3.89買い
イトーヨーギョー52872021/9/92021/10/6
2021/10/15
970852.7300-35180-12.09買い
アマテイ59522021/9/92021/10/6167153.01500-21000-8.38買い
リベロ92452021/9/282021/10/419401346100-59400-30.62買い
ペプチドリーム45872021/10/1
2021/10/8
2021/10/282734.03406.730020180024.60売り
ブイキューブ①36812021/10/5
2021/10/21
2021/10/211807.51623800-147600-10.21売り
メルカリ43852021/10/52021/10/864906200100-29000-4.47売り
INPEX①16052021/10/62021/10/7964.7895.5300-20760-7.17買い
東京電力ホールディングス95012021/10/62021/10/263593361000-23000-6.41買い
INPEX②16052021/10/72021/10/8928885.4300-12780-4.59売り
INPEX③16052021/10/132021/10/18990973400-6800-1.72売り
日本特殊陶業53342021/10/202021/10/2117371719100-1800-1.04買い
東京産業80702021/10/202021/10/21711698300-3900-1.83買い
ブイキューブ②36812021/10/222021/10/2618351804400-12400-1.69売り
三菱電機65032021/10/262021/10/271597.51589.5200-1600-0.50買い

・旅工房:アフターコロナ関連で時価が小さく、一時的に吹きそうな銘柄としてイン。日本旅行との提携もポジティブと判断。ただ業績が強くないので、下落トレンドに入ったあとの戻り目でエグジット。トップを取らせてから、戻り目でエグジット出来たのは、利益を伸ばしつつも、取り逃しを少なくできるので、とてもよい判断が出来たと考えている。

・トビラシステムズ:288ブロッカーの買収を好材料と考えインし、微妙に伸びたものの結果的に逆三尊になて下落トレンド入りした。引っ張れるだけ引っ張るつもりでインしたので、この負けは納得している。ただ、エグジットする最後のチャンスでエグジット出来たのは良かったものの、9/13の高値を9/27に抜けなかったタイミングで、ポジションを抜くことを前提に動き出せなかったのはぬるかったかなと反省している。

・イトーヨーギョー/アマテイ:台風銘柄が値ごろ感のある値位置まで下がってきたので、安易に入ってしまった銘柄。正直楽に稼ぎたいというスケベ心の産物であり、深く反省している。すでに多くの投資家間で、季節性の高騰がある銘柄と認識されているものは、自分のポジションに全く優位性がないことが認識できたので、今後は絶対にやらない。去年の川本産業に乗り損ねたという間違った失敗体験があり、機会損失の恐怖(FOMO:Fear of Missing out)にやられたという認識あり。

・リベロ:IPO関連で需給状況、業績、社長などを総合的に判断して、公募価格の1.5倍までならインしようと判断してインした銘柄。逆にその後公募価格を割るようであれば撤退することにしたので、ルール通りに撤退した。結果的にはもち続けていれば損切り額以上の利益が得られたが、格付けで吹き上がるなんて予想しようがないので、仕方がないかなと考えている(自分の目利きは悪くなかったともいえるので、株価の上昇にはポジティブ)。それくらいIPOは一定のラインを決めないと、永遠に救われない可能性があると考えているので、今後もIPOを触るときには決めた損切りラインは死守する。

・ペプチドリーム:悪い銘柄ではないが、重要なラインを下回っても横横しており、株価は高すぎる水準で、買残も多く需給状況が悪く、時価総額もそこそこ大きく焼き殺されるリスクも小さいと判断して売りポジションをもった。順調に株価は下がっていたものの、重要なラインで反発したり、セリクラっぽい値動きが出る前に、好材料が出てきて利幅が減ってしまった。一旦の売枯れ感のある日中足も出てきたタイミングだったので、逆指値でトレースしてエグジット。尻尾は取れなかったが、好材料が出ても大したダメージにならないのは、ベースが重い銘柄だったからであり、売りポジションを持つときには今後も意識したい項目。

・ブイキューブ①:売りポジションを持つタイミングが最悪な上、NTT東日本へのサービス提供が発表されたことで、焼かれてしまったトレード。インするときにもスケベショート感が頭をよぎったのにもかかわらず、FOMOに負けてポジションを持ってしまった。ペプチドリーム同様需給が悪いというのはその通りだが、時価総額が小さめで、PER的な割高感もない銘柄なので、売りポジションを持つ根拠としては相当程度足りなかったと反省している。この好材料も事前予測は不可能であるものの、中途半端な根拠で売りポジションを持ってしまった戒めとして、深く心に刻みこんで長期的にプラスとせねばならない。

・メルカリ:時価総額が大きく、黒転の業績評価が一旦終わり、ダブルトップになったことから決算前までの調整波が来ると判断してインした。ただ需給がそこまで悪くはないことは認識していたので、あと少しだけポジションを持つ根拠が足りなかったという認識。特にマザーズ下げで、メルカリだけ上昇している日があったので、そのタイミングで一旦ポジションを清算するという謙虚さがあっても良かったと感じている。なお、10/29の決算が前回と比較してイマイチだったので、ここから本格的な調整に入る可能性もあると考えており、11月に改めて売りポジションを取るかもしれない。

・INPEX①:原油高騰の報を受けて飛びついてしまった銘柄。海運とバルチック海運指数と同じような発想だけど、海運で乗れなかったという思いがあったので安易に飛びついてしまったと反省している。指数連動系の銘柄を触るくらいなら、指数自体のCFDを触る方が健全な気がする。

・東京電力HD:電力不足からの原発再稼働への期待で飛びついてしまった銘柄。これも安易に稼ぎたいという意識で、ネット上で誰でも考えられる情報をもとにポジションを取ってしまったので、深く反省したい。結局、自分自身でポジションを取る根拠を組み立てたものでないと、フワフワしたトレードになってしまうし、身を削って失敗したとしても得られるものが少ない。

・INPEX②③:ロシアの介入で原油高騰が落ち着くとの報を受けて、ドテンショートした。見事に往復ビンタをくらっており、なんといいますか、やっちゃダメなやつ。諦めきれずに、再度挑戦しているあたり、安易だったと猛省している。ただ得られた経験もあって、また日足ベースでGU/GDが恒常的に発生する銘柄は、あまりスイングには向いていない値動きをするということ。スイングだとテクニカルや需給にも重きを置くけれど、効きにくいというのか、ほぼロスカットラインを狩られる印象。

・日本特殊陶業:化学工業日報の「リチウムイオンキャパシターの性能アップが、実験室レベルで達成された」との記事を好材料と判断してインした。昨年のリードの件でチェックするようにしているが、最近実感しているのは、時価総額が小さいものは跳ねるときは跳ねるが、時価総額の大きめのものはほぼ値動きがなく、中くらいのものは上昇が短命で終わるということ。良い記事であっても、対象企業の時価総額と合わせて評価することで、無駄玉を打たないように精度を向上させたい。なお、業績予想でのインではないので、結果的に決算でかちあげたのは取り逃しという認識はない。別途気になる決算ではあったので、値動きは追う。

・東京産業: 化学工業日報の「リチウムイオン2次電池の事業本格化」との記事を好材料と判断してインした。 専門商社なので、技術的なインパクトは小さそうなものの、時価が小さめだったので総合的に期待値は悪くないと判断した。結果的に無駄打ちだったので、今後化学工業日報の朝刊をインの根拠とする場合、①記事の内容にインパクトがある②時価総額が小さい③技術的な優位性を有するの全てが揃うことを条件にしたい。

・ブイキューブ②:安易にポジションを取り直してしまったトレードであり、強く反省したい。やっぱり一度下だと思っている銘柄は、小さな値動きや根拠で下方向へ加速すると思いがち。利益が出ている銘柄を複数回回転させるのは良いが、損失が出ている銘柄で回転を狙うのは今後しないようにする。悔しいかもしれないが、気持ちよりも資金が大切。

・三菱電機: 化学工業日報の「炭素繊維プラスチック領域で有力な技術である、炭酸ガス3次元レーザー加工機を世界で初めて開発」との記事を好材料と判断してインした。今でも記事の内容のインパクトは相当強いと判断しているが、いかんせん時価総額が大きすぎたという印象。思惑だって、最終的には業績に相当程度インパクトがあるという前提に基づいているので、事業が大きすぎると値動きに反映されにくい、ということが実感できた。

【気になった銘柄(10月27日以降)】
<5334 日本特殊陶業_10月27日>
・上方修正+増配、売上減も円安影響で利益増加、低PER銘柄、チャート悪くない形で損切りまでの距離も短い
⇒円安影響での業績良化は強くないが、そこそこの増配をしていることと、チャートの形がきれいなことからポジティブ。GUしそうなので、様子見。

<2413 エムスリー_10月27日>
・超絶決算、長らく調整中、グロース銘柄の人気筆頭
⇒最近は好決算でも売り込まれるものの、少ししてから上昇を開始する。今回は決算前に十分に調整が済んでおり、全体相場が弱い時でも7000のラインは固いことから、決算後の調整がないまま上昇する可能性も結構高そう。2Q累計の単純2倍に対しても、この成長率に対してPER40程度は十分に上値が目指せる価格帯に見える。ただ短信を見ると、コロナの特需と、子会社の上場に伴う影響が大きそうなので、飛びつきたくはない。調整を挟んだら、リスクがかなり下がるので、スイングでインするかも。そのまま上なら、押目を狙いたい。

<2469 ヒビノ_10月27日>
・上方修正(決算は11月5日)
⇒1Q赤字から、中間と通期の上方修正。オリンピックの特需感もありそうだが、アフターコロナ関連としてみるのはありかも。配当性向が20%を割り込むと2月頃に増配を発表する傾向がありそうなので、そのタイミングでポジティブであれば、狙ってみてもいいかも。今々のインはしない。

<4552 JCRファーマ_10月28日>
・超絶決算、増配
⇒まぎれもなく非常に良い決算と思う。直前に上方修正をしているが、3Q4Q前にさらなる情報修正が期待できるような内容。ただ需給状況がよろしくない。機関の空売りは長らくないので、いつでも吹きうるし吹けば止まらない可能性も十分にあるものの、直近の値動きがあまりいいものではないので、売枯れが確認できないならインはしない。

<6862 ミナトHD_10月28日>
・好決算
⇒円安や半導体需要の兼ね合いでの一時的な好決算の可能性もありそうだったが、過去の決算資料にも目をとおすと、新しい事業であるROM書き込みサービスの伸びがけん引している感じもあり、個人的にはポジティブ。ただ全体の業態として利益率が低く、社長の発言からも事業規模=売上高を重視している節があり、個人的な投資基準からは外れるのでインは見送る。ただ、短期的な売枯れから、リバウンドが入りそうであればスイングで取りに行きたい銘柄ではある。

<3891 ニッポン高度紙_10月29日>
・成長鈍化決算、需給悪化状態
⇒決して悪い決算ではないし、現状の株価が割安な水準であることもわかるが、市場の期待していた決算には届かなかったのかなという印象。需給もここ3ヶ月で悪化しており、一旦の調整トレンドに入る可能性が高いと判断している。来週の初日の値動きによっては売りポジションを取る可能性あり。

<9468 KADOKAWA_10月29日>
・普通決算、中国関連の資本業務提携
⇒決算自体は市場予想から上振れも下振れもないかんじだけど、資本業務提携の内容と、その方法が非常にうまいという印象。現預金を消費したくないので、増資はしたいけれど、株主のことも考えなければならないということで、割当増資を実施しつつ、同数の株式を消却するという手段を取った形。今後の株価上昇益を諦めたともいえるが、資本業務提携先の伸びしろの方を優先したというだけで、経営のバランス感覚が良いのだなと改めて感じた。6400円以下で買えるならインを検討したい。

<メンバーズ_10月29日>
・下方修正
⇒需給状況がことさら悪いわけではないが、直近の値動きの中で、今回の下方修正はかなり厳しいように思える。下方修正の理由が、想像以上にEMC事業の不調や新規案件の獲得が不振とのことで、それなりに厳しい評価が続きそう。テクノホライズンの方が需給的にも、状況的にも厳しそうだけど、寄らない気がするので、こちらが中途半端に高い値段で取引があれば売りポジションを積極的に狙っていきたい。2500円までは落ちそうで、下手したら2000円前半まで掘りそう。2000円台後半で寄るなら突っ込むかも。

【振り返り】
しっかりと1つ1つのトレードを個別で振り返ると、相当程度酷い取引が散見されることが認識できました。
運よく生き残ることが出来ていますが、このままだと一発退場はしないまでも、じりじりと削られていくだけになってしまうので、これと思う銘柄+タイミングがない場合はノートレードでOKのスタンスをもっと徹底したいと思います。

殆どの損失の拡大は、FOMOによるものだという認識なので、徹底的に矯正していく必要がありそうです。確信が持てていない状態でのポジションはとってはいけなくて、それで仮に利益が取れなかった場合は、えいやでポジションが取れなかったことを反省するのではなくて、確信をもってポジションが取れるまで分析が出来なかったことを反省するべきだと思っています。

もちろん投資の世界で絶対はありませんが、都度都度のポジションを取るタイミングで、期待値が上だという点に対しての確信は抱く必要があると考えています。
言い換えれば、仮にその取引が損切りに終わったとしても、納得感があるという状態まで整えて戦いに臨むべきだと改めて感じました。

損切が納得できるかという意見もあるかもしれませんが、これで敗れても悔いなし、という武士道精神がないと、今度は逆に確信に至るまで正しい分析が出来ていても、マイナス要因ばっかりを思い浮かべてポジションが取れなくなってしまうと思っています。

その時点でどんなに正しい分析が出来ていて、テクニカルや需給シグナルでは最高のタイミングで入っていたとしても、それでも損切りになる未来を100%潰すことは不可能です。
であれば、今度同じ状況になったら、何度でも自信をもってポジションを取るんだ、という個人的な確信に至るまでが、我々投資家のコントロール可能な部分であり、その確信に基づいてポジションを取った後は、情報をアップデートしつつ天命を待つしかない、というのが私の基本的な考え方です。

投資に対する軸の部分も、実際の稚拙なトレードを振り返ることで再確認することが出来たので、このブログを始めて本当に良かったと思います。
今後もずっと振り返りを続けながら、反省を糧に実力が向上していくように頑張ります!

また来月も投資が出来ることに感謝です^^

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