日本株 週次報告 2021年11月1-5日

日本株

【最新ポジション】
<買いポジション>

銘柄コードイン平均建値玉数
エニグモ36652021/5/17
2021/10/5
1214.3300
ストライク61962021/7/263900100
Sun Asterisk40532021/8/252118200
エアトリ61912021/9/16
2021/10/8
3551.5200
グリー36322021/11/4980500
※現引きしたりで、平均建値が少しずれている銘柄もあります

・エニグモ:ニッチなEC商品のプラットフォームのシェアを広げており、グローバル市場も順調に進出出来ている。ビジネスモデルも高利益率であり、財務体質も非常に健全。売る理由が見当たらないので保有を継続。Qごとの業績の振れがあり、需給を悪化させてしまう要因を作っており、実際に需給状況は良くないのは認識しているが、冬の時代も付き合っても良いと思える銘柄なので、四半期決算の内容が根本的にまずいことにならない限りエグジットしない。

・ストライク:3Qの決算で一時的な鈍化傾向があったが、単純に大型案件が4Qに集中しているだけで、通期業績は問題ないと判断した。一方で株価は調整に入ったので、買うタイミングを計りながらインしている。10/29発表の決算は非常に良いものであり、同業他社と比較してもまだ割安水準かつ高成長を継続しているので、しばらく握りつぶすつもり。日本M&Aやベイカレントを目指して頑張ってほしい。

・Sun Asterisk:割高であることは十分認識しているが、長期の調整がようやく終わった兆しがあり、需給状況も良化している。加えて、アジア圏のデジタル人材とタッグを組んでNFT事業への参入も発表しており、第2第3のアクシーインフィニティーの誕生に絡む可能性もあると考え非常に期待している。11月10日の決算も気にせず跨ぐつもり。

・エアトリ:コロナ禍で大ダメージを被る業態であるにもかからず、迅速な経営判断で売り上げを絞って、赤字を縮小するどころか利益率を逆に伸ばしてきた手腕に感銘を受けた。アフターコロナ銘柄として短期で入った層が抜ければ、調整が終わってこれ以降で3000円を割ることはない可能性が高いと判断してポジションをとっている。

・グリー:メタバースが注目を浴びる前から、ずっとこの領域について言及してきた会社であり、資本力が非常に盤石であることから、製品として形になるところまでしっかり持ってくることが出来ると判断した。自己株取得直後の1回の調整が最短でのインのタイミングだったので、若干遅れていることは認識しているが、一方で出遅れ銘柄で波乗りしにいくよりは、太い1本を握りしめる戦略をとることにした。現物である程度の期間ホールドするのであれば、まだまだ初動のうちと判断している。11/5の決算は特に何も問題ない内容かなという印象。

<売りポジション>

銘柄コードイン平均建値玉数
住友商事80532021/11/41660.0100

・住友商事:商社系の決算跨ぎで、下方向の期待値の方が高いことから投機的にインした。半量は既にエグジットしているが、もう半量もそんなに持ち続けるモチベーションはない。

【11月第1週トレード履歴】
<イン>

銘柄コードイン平均建値玉数ポジション
ニッポン高度紙工業38912021/11/12950200売りポジ
KADOKAWA94682021/11/15976100買いポジ
グリー36322021/11/4980500買いポジ
住友商事80532021/11/41660.0200売りポジ

・ニッポン高度紙:決算は悪くなかったが、需給状況が悪くこれくらいの決算ならだらだらと売り込まれるのではないかと判断。3000円のライン近辺を超えられないと仮説を立てて、売りポジでイン。

・KADOKAWA:とてもいい決算だったし、増資の方法についても非常に株主思いの方法をとっていたことから、総じてプラスの判断をした。とはいえ、飛びつくと怪我しそうなチャートではあったので、6000円を割ったら期待値は高いと判断し、その下に指値を入れて買いポジでイン。

・グリー:メタバース関連の出遅れ銘柄に資金が入れば、もう少し見送ったかもしれない。ちょうどメタリアルの欲張りな指値に引っ掛からない状況で資金があき、そのタイミングでグリーが大きめの調整をしていたので、これがラストチャンスと判断して引け成の買いポジでイン。

・住友商事:商社系の決算跨ぎが下方向に期待値が高そうだったので、投機的に売ポジを取った形。勿論時価総額等の判断もしている。

<エグジット>
確定損益:+107,800円

銘柄コードインエグジット買値売値玉数損益損益%ポジ
エムスリー24132021/10/282021/11/266936607100-8600-1.28買い
Mipox53812021/10/152021/11/41051.012272003520016.75買い
KADOKAWA94682021/11/12021/11/459766180.0100204003.41買い
ニッポン高度紙工業38912021/11/12021/11/429552950.0200-1000-0.17売り
シグマクシス60882021/10/212021/11/52599.529292006590012.68買い
住友商事80532021/11/42021/11/51680.51660200-4100-1.22売り

・エムスリー:決算が良いけど一度売り込まれて、需給的なこなしを経てから上昇のシナリオでイン。前々回、前回から決算後の上昇までのタームが短くなっていることも考慮した。それでも今回軽めの下げでは済まずに、大切なラインである6600円を割るところでエグジットした。エグジット後一瞬上値を追ったが、そのあとの値動きは弱かったので悪くない判断だったと思う。逆に落ちきったと判断すれば、また損切りになる確率は80%くらいだけど、残り20%で大きめに利益を取れそうなポジションを狙いに行きたいところ。

・Mipox:まだまだ上値を目指す可能性は十分あるものの、10/27の調整後の戻り目の可能性の方が高いと判断してエグジット。一旦の調整に入っている節もあり、十分な結果と思っている。

・KADOKAWA:決算翌日にまさかの寄り天となったため、相当程度6300-6400の抵抗線が強い可能性があると判断して、早めの撤退となってしまった。正直逆指値でリスクを限定しているのであれば、もう少し伸ばしたかったトレードとなってしまった。教訓としては、明確にいいと判断した銘柄なのであれば、トップを取らせるまでは売ってはならないということ。損切りラインを決めているのだから、損は限定されているし、高値を取った後に急落したとしても、そのタイミングで満足すればトータルでリターンは大きくなるはず。エムスリーのような値動きを意識し過ぎたのもあると思う。もしそういう値動きになった場合は、微損撤退すればOK。取れる時に取らないのもまたリスク。

・ニッポン高度紙:当然悪い会社ではないというのか、いい会社である。一方で需給状況が結構酷かったので、高確率で弱い戻りかそのまま下方向だと判断して売りポジションをとった。たらればだけど、もう少し損失許容ラインをとっておけば、このまま取れた可能性があるので、しっかりめの根拠をもってとったポジションについては、あまり同値撤退にこだわるのは良くないのかもしれない。それよりも、重要なラインとそこからの距離で総合的に判断できるようにしたい。損したくないという気持ちが出過ぎるのも考え物。

・シグマクシス:決算を跨ぐこと自体は、同業他社の決算内容や、チャートや需給からぎりぎり取れるリスクだと判断し、功を奏したと考えている。問題の決算内容だが、KPIの満足度やプロジェクト数や顧客数が伸び悩んでいる一方で、1件当たりの単価が増加し利益率が改善しているという内容となっていた。これをどう取るかではあるが、利益率の向上について、内製作業の効率化とか資格認定保有者の割合が増えてとかの理由も入っていて、そこじゃない感がどうしても拭えなかった。キーポイントがぶれていなければ多少の枝葉は無視するが、それ以外の違和感については優先することにしているので、タイミングを分けて全量エグジットした。KADOKAWAとは違って、明日以降いくら上昇しても、自分の判断基準との不一致はないので全然OK。むしろ、応援していたので上がってくれる分には嬉しい。

・住友商事:安易といえば安易だけど、それなりに期待値の高い勝負だったという思いは変わらない。安易な理由でも、それ相応のメリットがありそうだと判断すればポジションをとるのはやぶさかではない。ただし、ポジション量はしっかりと調整した方が良いと思っていて、少なめの量でポジションをとったトレードとなった。

【気になった銘柄/来週ウォッチする銘柄】
 なんと現時点ではありません。

 言い訳をすると、この週末はずーっと仮想通貨とNFTに付きっきりで、ほぼほぼ株に時間を割くこと能わずとなってしまいました。所有のトピックスを確認するくらいが精一杯。ただ、その時その時で一番大切だと思ったことにリソースを割くべきだと考えているので、それが今週末は株じゃなかったということになります。

 週の途中で時間を見つけて、何銘柄かポジションとれるタイミングを見つけられたらな、とは思っているので、何かあれば呟きます。

【振り返り】
 前回は1ヶ月分全てを、週次の濃さで振り返ってしまったので結構大変でしたが、今後は週次でこのくらいの振り返り、月次ではもっと総括した内容にするつもりです。

 さて、その上で今週は確定損益がプラスとなりつつ、保有もそれなりの値動きだったので、よい滑り出しになっているかなと思っています。
 とはいえ、エニグモにはそろそろ頑張ってほしいものの、まだかなという感じがありますし、サンアスタは恐ろしい決算が来週控えていたり、ストライクは一旦大きめに調整しそうな気配があったりと、そんなに簡単には進まないとは思っています。
 特にサンアスタはこの値位置でなおしっかりと脂ギッシュなので、正直決算を跨ぐのはかなり博打要素が強いことは認識しています。ただ、直近の業績自体をエントリー根拠にしていないので、しっかりと勝敗がつくまで付き合う経験も必要なのかなという現時点での判断です。(心変わりするかもしれません)

 時間が割けないときは、無理せずノートレもOKの精神で、もしチャンスがあればしっかりと狙いに行こうと思います。来週も投資が出来ることに感謝です^^

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