赤線:sellポジション
ピンク線:buyポジション
・パフォーマンス
Total PF | Total Win | Total Loss | Win | Loss | Win% | Win Av. | Loss Av. |
-6566 | 3353 | -9919 | 19 | 37 | 33.9 | 176.5 | -268.1 |
どつぼに嵌まって相当に喰らってしまった。
重要経済指標以外で、あれだけ激しく動いたのが経験なかったので、とてもいい経験になったが、授業料はそれなりについた。
ありていにいえば、めっちゃ悔しい。けれど、何をしてはだめで、何をしたらいいのか、改めて深く認識し直すきっかけになったと思う。
・ポジション保持時間
Total Hold Time | T/Ttime | Wtime | W/Wtime | Ltime | L/Ltime |
4.6 | -43.0 | 6.9 | 25.7 | 3.4 | -78.3 |
保持時間としては短すぎた、というよりも、強烈なトレンドに対して、早い段階での逆張りで喰らってしまうとこのようなデータになる。
むしろここまで引っ張ってはダメな損切りも結構あったので、もっと短くなって然るべきだった。逆にそういったところでしかポジションを持てていないことが反省点。
【振り返り】
・経済の重要指標は影響がありそうなものはなかった。
・NYカットは上下にあり、あまり意識する必要はないと考えてトレードに入った。114.00が意識される可能性はあるものの、そこまで強い粘りがある可能性は低いという認識でトレード。
・ 一発目のインについて、インの根拠は別に変ではないし、期待値の低いポジションではなかったので問題なし。一方でエグジットが完全に遅れてしまった。113.815を割ったところで持ち続ける根拠がなくなので、即ギリが正解。ネット回線の調子が悪く、再起動していたら損切りが遅れてしまった。
・重要指標のないタイミングで、突然のとんでもないトレンドが発生した。これは初めての経験で、まるで対応することが出来なかった。ただ今回学びになったのは「初めての経験で焦ってとるポジションは最悪の逆張り」、というのが自分の癖であるということが分かったこと。今後も見たことのない値動きに出会うことは幾度もあると思うけれど、焦ってポジションを取るくらいなら指を咥えて傍観すべき場合もあるし、冷静に判断できるのであれば、本能的に怖いと思う方のポジションを取るべき場合もある。そして後者が自然に出来るようになった時、全ての値動きはチャンスとなり、成績が劇的に向上するものと確信している。今日の経験は本当に大きい。もっと早く体験しておきたかった。
・値動きが小康状態に入ってしまった後も頑張って色々とトレードしていたが、まあ、あまり意味はないよねという感じ。
・最後のショートで利益が乗ったポジションについても、2本目の反発でほぼ直前の陰線1本を喰ったタイミングでエグジットでOK。そこそこの精神というのは、そういうところ。引っ張り過ぎは絶対にダメ。横のラインで決め打ちもダメかもしれないが、ローソク足1本~数本分のデータを根拠とするのは、むしろ徹底する必要がある。
【10ヶ条:振り返り】
・10ヶ条を最初に見てから、トレードをスタートしろ
⇒金曜日でへろへろの状態で、そういうところに気が回っていなかった。反省したい。
・ため息がでたら、コーヒーブレイク、眩暈がしたら、仮眠
⇒仮眠をトレード前にしてしまった。頭がボーっとしていたのは否めない。もう少し日々の睡眠時間を確保した方が良さそう。
・レンジが8割、そこそこを大切にしろ
⇒そこそこを大切にしきれなかったトレードがあった。反省したい。
・頑固になるな、意地を張るな、素直に考えろ
⇒頑固になっていたというよりも、FOMOによる焦りで反射的に逆張りをしていた。これは完全に矯正しきらないと、いつまで経ってもマーケットにお金を寄付することになるので、全力で潰し切りたい。
・現状がレンジ相場なのか、トレンド相場なのかを、まず一番最初に判断しろ
⇒しっかりとここは考えて取り組んでいた。
・トレンド変換はGMMAの捻じれと、収束拡張で判断しろ
⇒今回の相場は、GMMAのそういった動きが効かないくらい、強烈で鮮烈な値動きだった。過信しすぎてはいけないが、「この値動きはGMMA無視だ」という判断が出来るようになれば問題なし。基本原則として、今後もGMMAに準拠するトレードを土台とする。
・ポジションとるときは、最速順張りか、ひきつけてエントリー
⇒所々では意識出来ていたが、そうでない部分の影響が大きすぎた。
・長期GMMAと横のラインを徹底的に意識しろ
⇒意識しながらトレードできていた。
・軽めのトレンドの反転は「長めの戻しひげ+小幅な戻し継続陽線」1回目でポジションを取ってOK。強烈なトレンドの反転はダブルボトム的なものを想定する。つまり反転サインから2-5本の足の形成を待ち、有利な値位置でポジションをとる。
⇒こういうトレンドはなかったが、もう少し10ヶ条としてはブラッシュアップした表現にする。
・1分足確定まで判断を待て
⇒待つことが出来たときもあったが、無理な時もあった。特に1分足内のティックで激しく上下するときは、なんか焦ってしまって確定を待つことが出来なかった。反省したい。
【10ヶ条:最新】
・10ヶ条を最初に見てから、トレードをスタートしろ
・ため息がでたら、コーヒーブレイク、眩暈がしたら、仮眠
・レンジが8割、そこそこを大切にしろ
・頑固になるな、意地を張るな、素直に考えろ
・現状がレンジ相場なのか、トレンド相場なのかを、まず一番最初に判断しろ
・トレンド変換はGMMAの捻じれと、収束拡張で判断しろ
・ポジションとるときは、最速順張りか、ひきつけてエントリー
・長期GMMAと横のラインを徹底的に意識しろ
・トレンドの勢いと、ブレーキングの強さを感じ取れ
・1分足確定まで判断を待て
【総括】
分かりやすい反省点が多く、収支的にも大幅なマイナスとなってしまいました。
特に大きなポイントとして、自分の習性として「焦って取るポジションは逆張り」であることが認識できたことは大きかったです。焦るときの条件としては①想定していないタイミングで(重要指標で動くときは焦らない)②大きなトレンドが発生し③判断がとっさに出来ていない、という3条件が重なるときです。
ここで冷静に分析をしてみると、上記の3条件が揃ったとき、大多数の人も同様に焦っている可能性が高いと感じました。人は違和感を覚えると、とっさにその違和感を否定する方向に張る(逆張り)してしまう気がするので、むしろ怖い方向(順張り最速)さえできれば、今回の私が焼かれ続けたように、スケベショート/ロングが踏み上げ/踏み下げられて、トレンドが強化された結果の値幅をがっつり取れる可能性が高いと思いました。利益を伸ばすのはある程度得意分野なので、急動意した場合に「脊髄反射で恐怖を感じる順張りポジションを最速でとる」癖をつけようと思いました。勿論火傷する場合もあるでしょうが、総じて引っ張ることに抵抗がない人であれば、期待値は高いと思っています。
根元でショートのポジションを取れてはいるので、反応速度としては問題なしで、あとは取るポジションが逆だったことだけが問題でした。これを次回以降の武器に変えていくべく、怖いから触らないではなくて、大きな値動きは全て自分にとってのチャンスに変えていく努力をする所存です。
もう1つもしかしたら大きな気付きになったかもしれないのが、長期GMMAの活かし方です。具体的には細かい場合分けになるので、週次報告の方でまとめていきたいと思います。
10ヶ条に落とし込むと、「トレンドの勢いと、ブレーキの強さを感じとれ」という文言に落ち着きました。それが簡単にできたら苦労はしないのですが、ある程度判断する基準があって、長期GMMAから乖離する方向へのトレンドに順張りしているとき、どのタイミングで利確するのかについて考えると、まず最初にそのトレンドの勢いが強いか弱いかで場合分けして、それぞれの場合にトレンドと逆の方向の足が確定した時に、その確定足が直前のトレンド足に対してどの程度まで喰い込んでいるのかを見て、振る舞いを決めていくということになると考えています。ちょっと長くなるので続きは週次でじっくりまとめたいと思っています。
さて、くそほど喰らってしまいましたが、しっかりと振り返って、考察をして、次回以降同様の状況をチャンスに変えられるような一定の結論を出すことが出来たので、むしろいい経験を積めたと考えています。
勿論次回以降、頭でわかっているように体が動くかは分からないですし、また焦って今日の考察が反映できないかもしれません。それでも、やってみて、経験してみて、振り返って、都度都度全力で考察して、勝ち筋の仮説を出し続けることしか、やるべきことはないと考えているので、一喜一憂せずに、どんな時でもコンスタントに相場に参加し続けたいと思っています。
また来週も楽しみにしています!^^
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