FX 日次報告 2021年11月4日

赤線：sellポジション
ピンク線：buyポジション

・パフォーマンス

死ぬほど悔しい。
FXを始めて一番悔しいし、情けないと感じている。
負け額の大きさではなくて、明確に取れていないといけない相場で、逆に資金を放出してしまったことに、自分で自分が許せない。
頭にこびり付いていた方向性を、完全に値動きが否定したのに、柔軟に切り替えることが出来なかった。FXのデイトレで、この頑固さは絶対に克服しないとだめ。

・ポジション保持時間

利確トレードよりも、損切りトレードの方がホールド時間が長くなっている。
これは、押目と判断した逆張りが、実は戻り目となっていて、結局だめだったというエントリーが多発したときの特徴。自分の戦っている時間軸の大局観が間違っていたということなので、猛省したい。

【振り返り】
・重要指標は21時に一番影響が大きな内容が発表されたが、予想と実績が一致していたので、インパクトは少なかったと判断している。その上で、無視できない重要指標が21時30分にあったので、ポジションをもって21時30分を迎えたくはない状況。
・NYカットは大きめのものが上下に乱立している状況。114.00が節目的にも、値位置的にも一番意識されると考えて相場に臨んだ。
・重要指標直後の動きが上方向、NYカットも上方向という状況だったので、今日のメイントレンドは21-23時の間は基本的に上だと22時頃には決めつけてしまっていた。
・特に114.00を少し抜けてからの、上ひげをちょこちょこ出しながらのじわじわ下落は、弱そうに見えるけど下がらないので、上方向へのエネルギーを溜めていると勝手に解釈してしまっていた。
・実際に一発目の大陰線が出たタイミングで自分の相場観を疑い、その大陰線を戻す陽線が形成されなかった時点で、トレンド変換 or レンジ移行を念頭においたトレードに柔軟に切り替える必要があったと猛省している。
・実際の値動きを素直に受け取っていれば、常にトレンドが発生しており、髭も乱発していないクリーンな相場だったので、利益を取りやすい状況だったと認識している。マイナスだったということよりも、利益を取り逃してしまっていることを猛省したい。
・一方で逆に張りまくっているのに、絶対的な負け額が大きくなっていないのは、少し指値で待ち構えたり、インするタイミングを待つことが出来たからと考えている。その点だけは少しの成長を感じている。

【総括】
めちゃくちゃ悔しいトレードとなってしまいました。
が、改めて自分の良くない点を認識することが出来たので、今日相場に参加して本当に良かったと思います。

ポジションを取る以上は、どちらかを予想するのは仕方がないですが、その予想が否定される値動きがあった場合は、柔軟に頭を切り替えることが絶対に必要です。自分は思った以上に頑固なところがあって、切り替えることが出来ませんでした。

その時の私の頭の中を整理します。
予想と逆の方向への明確な足が1本出た時、最初に「だまし」かもしれないと考えてしまっていました。正常な判断の順番は、最初に「トレンド変換かもしれない」と考えて、次の数本の足を見て「だまし」の可能性の有無を判断するという形だと思います。
自分の頭の中と、正常だと思っている考え方には上記の乖離があったことを認識できたので、明日以降は、自分の方向性を否定する値動きがあった場合は、まず最初に「トレンド変換」を疑って、次の数本の足をみて「だまし」の可能性の有無を判断するということを徹底したいと思います。

おそらく「トレンド変換」を疑うということは、自分の考えを速攻で否定する作業なので、意識してやらないと絶対に出来ないと思います。
逆に「だまし」かもしれないと考えることは、自分の考えを否定する必要がないので、自然で楽な発想です。

今日は失敗を通じて、とても大切なことを認識したり、整理することが出来ました。
悔しいからこそ、深堀して考えて、もしかしたら失敗以上に大切なものを得られるのかもしれないと思いました。

トレードをクローズするまでは悔しがること自体ダメで、今日もクローズしてから悔しいと感じましたが、クローズしてからは悔しいと感じた方が成長するのかもしれません。
なので、トレードしていないとき、振り返りの時はむしろ感情を剥き出しにして、それを原動力に奮闘していこうと思います。

①ワンテンポ待つ②しっかり引き付けることも考える③重要な足はトレンド変換をだましよりも先に疑う、これら3つを意識することを、まずは明日以降の目標にします！