FX 日次報告 2021年12月10日

FX

赤線:sellポジション
ピンク線:buyポジション

パフォーマンス

Total PFTotal WinTotal LossWinLossWin%Win Av.Loss Av.
-129801960-1494072720.6280.0-553.3

完全にドツボに嵌まってしまった。
何を基準に、どういう戦略で入っていくのかを考えきれないまま、ポジションをとってしまっているような感じ。
ちょっと、今週全般において完全に歯車が狂っている感じになってしまった。少し週末でちゃんと振り返って、しっかり立て直したい。

ポジション保持時間

Total Hold TimeT/TtimeWtimeW/WtimeLtimeL/Ltime
2.5-212.34.759.22.0-282.7

ポジションの取り方に難があり過ぎた。
結果的にごちゃごちゃ動かすだけで、ただただ資金を吐き出し続けてしまった。もっとゆったりとしたペースで持たないとならない。

振り返り

・今回から全エントリーに対して、どう思ったのか、どういう根拠で入ったつもりなのか、損切りラインはなぜそこに置いたのかの個別についてみていく。今までは全体的な部分にしか触れていなかったけれど、1つ1つのエントリー/エグジットを精査しないとこの状況は抜け出せない気がしている。

・エントリー1(ロング):経済指標で下方向に一気に動いた後、反発を入れて再度落ちた。そこから113.5のラインを背に急激に戻ってきたので、押し目を狙っていた。押目がきたと思ったので、ロングでエントリーしたが、損切りラインにかかってしまった。
⇒まず1分足確定まで待ち切れていない。しっかりと待ち切ること。続いて損切りラインが近すぎた。もしくはエントリーの位置がひきつけ切れていなかった。一旦の押目で、もう一段上を狙えそうという目線は間違ってはいなかったので、あと一押し。

・エントリー2(ショート):113.5を背に想定以上に落ちたので、押目ではなく戻り目で下方向に行くと考えた。直近高値をブレイクしたタイミングで損切りをした。
⇒根拠としては悪くないし、損切りラインの設定も問題がない。ある程度引き付けてのエントリーにもなっているから、これはそこまで悪いトレードではないと思う。改善余地としては、一発目の切り返しで突っ込むと、押目の可能性が増すので、2回、3回と待ったり、5分足のGMMAとも絡む場所まで来るのを待ち構えるのでもよい。

・エントリー3(ロング):直近高値を超えてきたので、ドテンでロングをした。直近高値の113.75くらいまでを目指してインしたが、かなり弱い値動きをしたので同値で撤退した。上昇3波動くると思ったが、2波動で手仕舞いして、三尊形成となると考えて手仕舞い。
⇒通常のトレンド発生であれば、3波動目に期待するのは悪い判断ではない。一方で重要経済指標で少なくとも20pips程度動いた場合は、全値戻し以上の期待値はかなり低いので、ここでのロングはセンスが悪い。

・エントリー4(ショート):5分足でも長期GMMAが抵抗となり、ちょうど重要経済指標の9割戻し位しており、下方向に一旦調整すると判断した。エグジットはエントリーから3本目の下ひげトンボで上昇3波動目がくると判断してしまった。ここまでいい値位置で取れていて、他の条件の方が強い場合は、明確に自分のポジションの優位性がなくなるまで握るのも大切。
⇒後から見返すと、ショートポジションの優位性が相当高い箇所でエントリーできていることに気付けたが、それをリアルタイムで処理できるほどの技量がない感じを受けた。もっと俯瞰して落ち着いてトレードしたい。迷ったらポジションは取らないことが実はめっちゃ大切かもしれない。

・エントリー5(ロング):完全にだましのトンボに対するドテン買い。トンボの下ひげを割ったところで損切りを入れているので、そんなに損切りラインとしては適切だが、すっ高値で掴んでいるので、ダメージは大きい。
⇒1分足単独で見ればそこまで問題ないように見えるが、5分足を意識すると微妙なエントリー位置となっている。5分足のトレンドに逆らう場合で、最悪のポジショニングになる可能性があるくらいなら、スルーする。

・エントリー6(ロング):完全にやっちゃいけないポジション、反射的に取ってしまったものと思われる。やるならドテンショートを掛ける局面。ドテンショートでしっかりと掴んでおけば、かなり優位性のあるポジションとなったはず。
⇒1分足が確定する前に、適当な根拠で入らない。エントリーするポジションの根拠をルール化することをそろそろやる必要がありそう。

・エントリー7(ショート):全体的な目線は悪くないが、タイミングが最悪。安心しては入れる値位置でエントリーしてはならない。下目線ではいた。
⇒高すぎて怖くてロング出来ない、安すぎて怖くてショートできない、上がっているから怖すぎてショートできない、下がっているから怖すぎてロング出来ない。これらの値位置を取りに行けないと、有利なポジションで戦えない。結果、目先過ぎる値動きに翻弄されて消耗する。ただし、上記4つのポジションも追加の根拠がないと入ったらダメ。4つの条件を満たすけれど、別の有利な条件が揃っているからあえてエントリーするというスタンスが取れれば、おそらく勝てるようになるはず。

・エントリー8(ロング):高値切り下げ、安値切り上げのウェッジを想像してのこの位置でのロングとなる。そういう見方も出来るから、それ自体はいい。ただ、全体として下落トレンドになっているのであれば、ウェッジからの下抜けを狙うべきであって、こんなリスクリワードの悪そうなロングを取るのは論外。
⇒方向性としてどちらに動きそうという思いがあっても、そっちに動くとして、リスクリワードは美味しいのかまでは考えきれていなかった。どっちに動きそう+損切りラインは近く、利確ポイントは伸ばせそうが固まったときにのみ出動する。

・エントリー9(ロング):113.5を背にダブルボトムとなって、ダイナミックなレンジを形成すると考えて張ったポジション。5分足の長期GMMAタッチくらいを利確ポイントにしようと考えていた。
⇒これはしっかり根拠もあるし、引付けてエントリーしており、完全に否定の値動きのラインで撤退しているので、悪い取引ではなかったと思う。ただこれも、5分足の値動きのキツさをみて、下方トレンド入りで安値切り下げの可能性の方が高いと判断することはできたかもしれない。

・エントリー10(ショート):このまま急落するように感じてしまい、悪い値位置でショートしてしまった。直近陰線の実線を浸潤するラインで損切り。
⇒入りたくても、底で入るのは違うというタイミングが結構ある。機会損失は全くもって無視して、自分がこれだ!と思えるエントリーポジションが来るまで待ち続けるスタイルに切り替える。

・エントリー11(ロング):大した根拠もなく、直前の大陽線でトレンド転換したと勝手に思ってしまったので、反射的にポジションを取った。連続陽線を想定していたので、即損切り。
⇒根拠が薄い分、想像の値動き出なかった場合に即損切しており、辻褄はあったトレードとなっている。ただし、これを繰り返すとただただ消耗するので、直前の値動きの異常性がない限りは、このようなタイミングでのインはしてはならない。

・エントリ―12(ショート):全体感として下方向であり、まだ伸びるかと思って取ったが、結果大陰線となった1分足の最中の値動きで早々と利確してしまった。直前のロングなしで、ショート目線でポジションを探しているのであれば、整合勢の取れたトレードになっていたと思う、
⇒1分足の確定のリスクも取れないようなポジションをそもそも取ってはならない。小さい足の値動きよりも、GMMAや横のラインを基準にトレードをした方がいい。

・エントリー13(ロング):ダブルボトムで切り返す想定でエントリーしたが、最安値の値位置で刈り取られてしまった。結果的には緩い逆三尊で一旦切り返した。
⇒エントリー9と同じで、通常時であれば期待値の十分あるエントリー根拠となっていると思うが、今回の下げがきつい局面であると、なかなかリスクリワードは良くない気がする。完全に横横してからのブレイクを待つことが大切。

・エントリー14(ショート):安値を切り下げたことから、高値切り下げっぽいラインでショートした。
⇒根拠は間違っていないし、エントリーポイントとしては悪くない。一方でそろそろGMMAが寝てきて、一旦の横横に入ってきている兆候が見られているなか、小さな値動きに張るのはリスクリワードの正当性を主張できない。横横期間はポジションを持ってはならない。

・エントリー15(ロング):底値が固まって、上方向に動くかなと思って取ったポジションで、これはそこまで悪くないと思う。そこまで上昇せず、戻ってきてしまうのであれば、同値撤退も正しい。しいて言えば、高値更新をしなかったタイミングで、即エグジットが美しい。
⇒これはエグジットの貪欲さが仇になったかたち。この辺でそこそこ精神を発揮していきたい。ちりつも。

・エントリー16(ショート):これはGMMAの束が収束してきて、下方向に抜けそうだったのでとったポジション。悪くないエントリーだと思う。ただ、思ったより下方向に抜けなくて、同値撤退している。これはエグジット含めて期待値の高い内容だったと思う。

・エントリー17(ロング):これはエントリーは完璧で、エグジットが最悪だった。エントリーは直前の結構よいエントリーが否定されたときのドテンなので、だましをつけて逆方向に走るという意味ではよかったと思う。自分の初動でとるエントリーの質が上がれば、それが否定されたときのドテンが機能しやすくなるので、そういう意味でもエントリーは峻別したい。
⇒エグジットでそこそこを守れなかった。メイントレンドに逆張りしているので、1分足の長期GMMAの一番遠いラインで満足しておくのが正しかった。

・エントリー18(ショート):意地のドテンが大失敗。ドテンするなら、調整波をひきつけてインが映える場合が多い。強烈な値動きがない限り、ドテンするにもタイミングを見張らうこと。
⇒特に超絶大きなローソク足がなく、数本のローソク足がトレンドの起点となっている場合、必ず押目をつくる。押し目を作らなかったケースは諦めればよい。

・エントリー19(ロング):完全に真逆。直前の横横で底値を固めて、上に行くという目線が強すぎた。
⇒直前の上げが全値戻ししている時点で、だましが発生して、反対方向に動きが強化されると判断するべきだった。

・エントリー20(ロング):1分足確定前の値動きで勝手に戻ると判断してしまった。ほぼ無根拠に近い。
⇒こういう無根拠トレードを廃絶しないと、永遠に収支がプラスにならないと思う。少なからず感情的になっているのかもしれない。気を付ける。

・エントリー21(ショート):これも性急に飛びついて、目線はあっているのに、つまらない上ひげで狩られてしまった。
⇒損切りラインが狩られてしまうのは、エントリーポジションが悪くて、損失額を抑えるのと両立させるために、中途半端な値位置に高い損切りラインがある状態になってしまっているからである。これが最近の不調の大部分を占めている原因だと思う。とにかく、有利な値位置になるまで待つ。それで来なければ仕方がないと腹を括る。そもそも論、全ての波を取ろうとすることを止めないと厳しいのかもしれない。

・エントリー22(ロング):強烈な下ひげで113.7を背にリバウンドしてきたので、反転のサインだと判断してロングでエントリーした。113.7を再度割り込んだタイミングで損切りとなった。
⇒メイントレンドからの反転については2通りのエントリー方法がある。1つは一発のローソク足を起点に一気に反発すると判断して、最速でエントリーする方法。2つ目はダブルボトム/ダブルトップや逆三尊/三尊を形成して反転すると判断して、安値切り上げを確認してから引き付けてエントリーする方法。私はどんなときも1つ目のエントリー方法を選択している節があり、これがたまに大きな利益を確定できる代わりに、とんでもない量の経費を払っている原因にもなっており、反転しなかった場合は延々と損切りを繰り返す原因にもなっている。なので、8割9割は2つ目のエントリー基準で入る必要がある。

・エントリー23(ロング):これは下ひげ2本をダブルボトムと判断してエントリーした。このリスクリワードはそこまで悪くなかったと思う。ただ、結局下に持っていかれてしまったので、損切りとなった。
⇒2番目でエントリーしている以上、上昇するとしても、逆三尊やトリプルボトムとなる方には賭していないので、これはもっと損切りラインを厳しめに設定するべきであった。もしくはダブルボトムになるかもしれないし、トリプルボトムになるかもしれないけど、上昇すると判断したのであれば、この値位置でのエントリーするのはあり。ただ、1本の大きめの陰線が出たタイミングで、上昇側の期待値が下がったと判断して切るとか、今回の値位置で切るのが良さそう。総じてそこまで悪いトレードではなかったと思う。

・エントリー24(ロング):エントリー22と同じで、やっちゃだめ。性急な反転サインをそのまま信じていい局面ではない。
⇒もっと待つこと。小さな値動きで翻弄されてしまった局面となっている。この辺はだんだんと値動きが少しずつ大きくなってきて、どちらかへのブレイクをしそうに感じてしまった。ローソク足の値動きが大きくなっても、そこがレンジ範囲内であれば、手出しをしない。

・エントリー25(ショート):ドテンして、一気に焼かれてしまった。きれいな往復ビンタ。この頃にはすでに、なんとしてでも値動きを取りに行きたいという思いに支配されてしまっていた。ただ、これ以上損切りを大きく取るのは抵抗があり、エントリーしたは良いものの、すぐに狩られてしまう値位置に損切りラインを入れてしまっていた。
⇒ここから何回かは全てやってはいけないエントリーだと思う。これをやり始めた無限に資金が減る。値動きが上下に大きくなり始めたら、一旦方向性が出るまで待つ。このドタバタを取ろうとするのはちょっと無理。

・エントリー26(ロング):ドテンの往復ビンタ継続してしまった。このような値動きを取るのは、難しいので相当に上手になってから挑戦すべき。
⇒典型的な根拠不足のエントリーで往復ビンタを喰らい続けてしまった形。細かくでもこれだけの速度で往復びんたを喰らうと、10pips近くを一瞬で失う。見送るという判断も本当に大切。

・エントリー27(ショート):113.7を背に下落方向に反転すると考えてエントリー。引き付けたという点では悪くなかったが、果たしてこの状況で下方向に張るのが良いのかはよく考える必要がある。
⇒メイントレンドが下方向だが、MACDが上抜けているので、ここはようやく底値を固めて上昇反転を狙っていくべき局面。ショート目線でのエントリーポイントを短いタームで狙うのは分が悪い。MACDとGMMAとメイントレンドの組み合わせで、どちらのエントリーを狙うのかを固めて、その場合に有利なポイントを探すイメージ。

・エントリー28(ロング) 29(ショート)30(ロング)31(ショート) :否定された瞬間の逆張り。これはやっちゃダメなやつ。
⇒ほぼ何も考えずに、ドテンして、中途半端な損切りラインで狩られてしまった。これをやっていては絶対にダメ。この辺では頭で考えるということが出来ていなかったのだと思う。これ以降絶対にやらない。やってしまった場合、1往復した時点で絶対に一旦間をおく。

・エントリー32(ショート):113.7を背に反発すると考えてのショート。エントリー27と同様で、この位置でのショートポジションはそもそも期待値が低い。たまたま取れただけで、今の実力からすれば、狙ってはいけないポジション。
⇒もっと細かく全ての波を狙うという段階まで来たらぎりぎりやってもいいくらい。今は絶対にやっちゃダメ。

・エントリー33(ロング):これは期待値の良いポジションだったと思う。このごちゃごちゃをスルーした後に、この下ひげくらいでエントリーするか、このローソク足が確定してからエントリーしてみるのがいい振る舞いだと思う。結果的そこまで伸びなかったけど、ポイントとしては悪くなかった。
⇒粘って粘って、入ってもいいのはこのポイントだと思う。もしくはMACD上抜けの時点で、ダブルボトムを狙う方針かのどちらか。

・エントリー34(ショート):実際に触っていた時は、1分足しか見れておらず、単純に1分足の長期GMMAの上辺が抵抗になって落ちると判断した。
⇒これをとりにいくには損切りラインをそれなりに離す必要がある。結果的にリスクリワードが悪くなるので、余程勝率が高くなりそうなとき以外はスルーが原則。今回は5分足の長期GMMAまでの距離もあるポイントなので、スルーが良いと思った。

・エントリー35(ロング):1分足確定前の強い上昇の値動きを見てジャンピングキャッチしてしまった。絶対にやっちゃダメなやつ。百歩譲ってもショートを狙っていく局面。
⇒基本はショートを狙う局面だが、狙ったとしてもリスクリワードが悪いので結局下がってくるのを待ってロングを狙うのが基本の状況。この高値でのロングはやっちゃダメ。


10ヶ条:最新(振り返りは一旦エントリー側に集中する)

・重い腰なら上げるな、危機感から死に物狂いで取り組める時だけやれ
・10ヶ条を最初に見てから、15分前後真剣に観察し、トレードをスタートしろ
・ため息がでたら、コーヒーブレイク、眩暈がしたら、仮眠
・レンジが8割、トレンド願望は捨てろ、ただし迷ったらトレンドに賭せ
・レンジ相場の前提で、一番おいしいところだけを取って満足しろ
・1分毎_120回の判断を死ぬ気で下せ
・ポジションとるときは、最速順張りか、ひきつけてエントリー
・本気で勝率を取りに行け、死んでも利確しろ
・トレンドの勢いと粘り、ブレーキングの強さと粘りを感じ取れ
・ダイバージェンス+ダブルトップ or ボトムを見逃すな

総括

 今日はFXをスタートしてから最大のロス額となりました。
 さすがに堪えましたが、逆に1つ1つのエントリーを振り返る契機になったと思うので、これで膿を出し切ったと言えるように、雰囲気で取り組むのを止めようと思いました。
 裁量でぶん回すのが憧れだったので頑張ってみましたが、基本を飛ばして応用にいくと、通用しないということをしっかりと認識することが出来たので、良かったと思います。

 ここまで資産が減ったら、裁量は一旦やめて、しっかりとルールを作って、そのタイミング以外はスルーすると決めているラインに到達したので、全エントリーについてそういった目線でごりごりに詰めていくフェーズに入ります。

 こうやって1つ1つのエントリーを振り返ってみると、相当酷いものが大量にあったので、これを続けないといけないと感じました。その上で、トレードしていないときも、過去トレンドを見ながら、GMMAとMACDとローソク足合成で有利なポイントを探すことに注力しようと思います。

 いずれ裁量でぶん回せるようになるために、しっかりとがちがちのトレードを組み込みたいと思います。また、一旦資金が減ってきたので、ポジション量を1本のまま落とします。資産を増やすフェーズではなくて、生き残ることに注力するフェーズだと思うので、ある程度戻るまではロットを0.1に減らします。もっと減るようであれば、さらにロットを落としていく形になると思いますが、次のロット変更が増やし方向となるよう、真剣に取り組んでいければと思います。

 また来週から楽しんでいきたいと思います^^

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