FX 日次報告 2021年12月17日

FX

赤線:sellポジション
ピンク線:buyポジション

パフォーマンス

Total PFTotal WinTotal LossWinLossWin%Win Av.Loss Av.
12102220-10106650.0370.0-168.3

 値動きが少なかった中で、レンジでこつこつ振る舞い、最後トレンドに順張りして伸ばせたのは良かったと思う。
 一方で、順張りのトレンドはもうひと段階伸ばし切りたかった。ただトレード時間を引き延ばすのも限界があるので、総合的に考えて仕方ないかなとも思うところ。

ポジション保持時間

Total Hold TimeT/TtimeWtimeW/WtimeLtimeL/Ltime
7.2-20.412.030.92.3-71.8

 あまり有利な値位置でエントリーできていないものも結構あって、利確したものも中途半端に長く持ってしまっているパターンも散見された印象。
 損切りは逆張り的に入っている関係で、早めに切らざるを得ない条件に達しやすいので、このくらいになってしまう。手法的には筋の通った数字になっていると思う。

振り返り

・重要経済指標もなく、カットも上下に分散している状況で、週末であることからあまり値動きがない展開となった。値動きが小さすぎると±2σにすらタッチしなかったりするので、今の手法でも限界があったりする。

・2325くらいに上方向に動きそうなローソク足のティックの動きがあった。上下に小刻みに揺れながら上を目指す値動き。なのでこの時持っていたロングポジションは、強いトレンドが発生する方にベッドして結果同値撤退となった。

・トレンドが発生したら、即損切後にドテンすればいいので、それまではどんどん±2σ付近では逆張りを狙っていきたい。ただし、値動きに疑義がある場合や、明らかに他の要素(ローソク足、GMMA、ボリバン)でトレンドになりそうであれば、0σあたりから順張りしておいて、逆張りはしないという判断をした方が良さそう。

・エントリー1(ショート):+2σで逆張りのショートを掛けた。2-3σ間をウォークしたので、一旦エグジットした。ルール通りではあったが、さすがに直前のローソク足の陽線が大陽線だったので、もうワンテンポ待っても良かったかもしれない。うーん、でもまあ悪くはなかったと思う。

・エントリー2(ショート):高値圏での値動きが弱くなったタイミングでショート。0σは勢いよく割ったので-2σタッチを狙うが、すぐに返してきたのでエグジット。ナイストレード。

・エントリー3(ロング):エントリー2のドテン。ローソク足の組み合わせと、長期GMMAでの反発から+2σまでの値幅を取れる期待値が高いと判断した。結果的に+2σに届かず同値撤退となったが、特に問題ないトレードだと思う。

・エントリー4(ロング):見返すと中途半端な値位置でエントリーしてしまっているが、一応-2σにタッチした瞬間にボタンを押して、スリップ+スプレッド分でそう見えているだけ。ただ、ボリバンがシュリンクしたタイミングでのワンタッチ目はスルーが原則。エグジットはルール通りに行っているので問題なし。エントリーの精度が悪かった。

・エントリー5(ロング):特に値動きが小さくなっているタイミングだったが、0σタッチでロング。利確ポイントがあったのだが、一瞬過ぎて取れなかった。そのままずるずる持ってしまったが、逃した!と思ったら、そう思った瞬間にエグジットするべき。ゲーム的なトレーディングスキルの面で課題があるトレードとなった。

・エントリー6(ロング):エントリー5と同じエントリー根拠。一方で、値動きが収縮⇒下方向に抜けそうな形だったの絵d、0σを下抜けした瞬間にエグジットした。エントリーのタイミングが良くない。下抜けそうなチャートパターンだと認識した時点で、いくらルール通りとは言え、安易に0σでロングポジションをとってはならない。

・エントリー7(ロング):ほぼほぼ完ぺきにエントリータイミング。-2σかつサポート付近だったので果敢にエントリーできた。また、このポジションを持ってから3分後くらいに、上放れするときに見せるような値動きが確認できたので、はらを括って大きなトレンドが発生する方向に張って引っ張ろうとした。結果的に同値撤退。トレンドに張るという判断は今でも正しかったと思っている。一方で同値撤退ラインまで引っ張る必要があるかといえば、それは違うと思った。天底で半分まで戻した時点で、強烈なトレンドではなかったと判断して、エグジットすべき。

・エントリー8(ロング):若干インバーテッド気味の値動きになることを想定して、少しいつも以上に引っ張ってエントリー。後から見ればわりと良い値位置でエントリーできているが、トレード中は下抜けそうで結構ストレスのかかるポジションだった。ただ、ポジションを取るとはそういうもの。エグジットはもう少し高値で売り抜けたかった。レンジが発生すると思わせるような値動きがあったので難易度が高かったが、高値後の陰線の後の上ひげがラストチャンスとストイックに判断できるようになりたい。

・エントリー9(ロング):環境認識としてロング側の優位性が若干高くなったと判断していたので、0σ反発を狙ってエントリー。結果的にそれなりに下抜けてしまい、かなりきつかったが、そこは環境認識の正しさを信じて、環境認識が否定される値位置までは勝負した。が、それだけのリスクをおったわりに、エグジットが下手くそで利幅がとれなかった。エントリー8/9にて、そこそこで満足できなかった罪は重い。トレンドが発生しそうだとしても、ドテンショートを見送る選択肢はあれど、利確をちゃんとできないのはトータルできっとマイナスになる。反省したい。


・エントリー10(ショート):0σラインから-2σまで一旦押すと考えてショートエントリー。これは別に悪くない判断だったと思う。だがエグジットがだめだめで、-2σタッチで抜ければよかったが、もし抜けなかった場合は、足が確定して下ひげでも-2σにタッチしていることが確認できた時点で、即エグジットしないとならない。特にトレンドが発生している状態でもないのに、±2σに2回目のタッチをする確率は非常に低い。だから、±2σでのエグジットを逃したとしても、逃したことが確定したタイミングでエグジットすることを徹底したい。

・エントリー11(ショート):+2σでショート。これは別に問題なし。エグジットもすぐにルール通りに出来ており、良かったと思う。

・エントリー12(ロング):エントリー11のドテンロング。エントリー11が重要な抵抗帯+2σだったのと、かなり綺麗な上昇トレンドを示す足形で、GMMAも上向いたので明確な意思をもってドテンロングした。ボリバンタッチの逆張り手法にはないが、トレンドに最速順張りの手法としてはほぼほぼ完ぺきなタイミングだったと思う。トレンドに賭けつつ、基本はボリバンタッチで積み重ねていく形でスキルを磨いていきたい。ナイストレード。

トレードルール

・長期GMMAとボリバンのみを指標とする。環境認識をして、サポレジの線を意識して、ローソク足のパターンを加味して期待値の高いエントリーを目指す。
・エントリー/エグジットはボリバンの±2σと0σを基本とする。
・トレンドが発生したと判断した場合は、明確に伸ばす。
・1分足確定ベースで、明らかに不利サインが出たらポジションの含み損がいくらあろうとも、含み益がいくら削られようとも機械的にエグジットする。
・どんなポジションであっても、必ず10pipsの値位置に損切りラインを入れて、これは絶対に離さない。
・トレンドは起点から3波-4波を限界とする。左の波数に足りなくとも、明確に高値を切り下げたタイミングでトレンド順張りのポジションは抜く。
・ボリバン±2σタッチで逆張りでエントリーを狙うが、ボリバンの傾きが不利な方向に傾いている場合は1ターン見送る。
・長期GMMAの形状と、ローソク足の位置で環境を認識する。
・反発期待でインした0σ、±2σに対して、次以降のローソク足の確定終値が不利な方向に割り込んでいた場合、即損切りする。
・±2σタッチでのエグジットを逃したとしても、逃したと覚知出来たタイミングで、即エグジットする。バンドウォークせずに、2回タッチする確率は低い。

十ヶ条

・重い腰なら上げるな、危機感から死に物狂いで取り組める時だけやれ
・10ヶ条を最初に見てから、15分前後真剣に観察し、トレードをスタートしろ
・ため息がでたら、コーヒーブレイク、眩暈がしたら、仮眠
・レンジが8割、トレンド願望は捨てろ、ただし迷ったらトレンドに賭せ
・レンジ相場の前提で、一番おいしいところだけを取って満足しろ
・1分毎_120回の判断を死ぬ気で下せ
・ポジションとるときは、最速順張りか、ひきつけてエントリー
・本気で勝率を取りに行け、死んでも利確しろ
・トレンドの勢いと粘り、ブレーキングの強さと粘りを感じ取れ
・ダイバージェンス+ダブルトップ or ボトムを見逃すな

総括

 値動きが小さい中ボリバンタッチでコツコツ積み重ね(ほぼトントンになってしまいましたが💦)、最後のトレンドには最速で順張りすることが出来たことを素直に評価したいと思います。

 レンジでのベースのルールがある中で、ローソク足型とGMMAとボリバンの収縮具合で環境認識をして、トレンド発生のサインが出たら、最速で乗ることが出来れば、大負けせずにコツコツ詰めるのではないかと考えています。

 あとは1つ1つのトレード精度を高めていくだけです。

 また来週も頑張っていきます^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました