赤線:sellポジション
ピンク線:buyポジション
・パフォーマンス
Total PF | Total Win | Total Loss | Win | Loss | Win% | Win Av. | Loss Av. |
-2716 | 21749 | -24465 | 67 | 120 | 35.8 | 324.6 | -203.9 |
今週の時給は-271.6円也!
大勝ち1回、小勝ち2回、大負け1回、負け1回と濃淡のハッキリとした1週間となった。
とにかく勝率が不安定で、リスクリワードが1.5倍以上であることを超過して、マイナスとしてしまった要因となっている。
・ポジション保持時間
Total Hold Time | T/Ttime | Wtime | W/Wtime | Ltime | L/Ltime |
7.0 | -18.3 | 11.4 | 28.5 | 4.6 | -44.4 |
全体的にホールド時間は増加してきており、理想的なホールド時間に近づいてきていると思う。
利確トレードのホールドタイムはこれくらいでOKで、損切りについてもこのくらいでOKと思っているので、トータルがもう少し伸びるためには、単純に勝率をあげるしかない感じ。
【今週のハイライト&気付き】
・トレード時間を22時~24時⇒22時30分~24時30分に変更した。重要経済指標の発表の多い22時30分を跨ぎたくないこと、23時30分~24時30分の時間帯に値動きがあることが多いため。
・長期GMMAが抵抗線やサポートとして機能しやすいのは、束が広がっているとき。束が収束している時は、リバウンドで抜き返しやすく、それすなわち騙しが発生しやすい。
・自分の根拠とするサインが出たら、含み益・含み損の額に関係なく、即時エグジットする。トレンド再開ならまたどこかでポジションを取り直せばよい。
・損切りは自分都合の近すぎる値位置にしてはならない。
・引き付けてポジションを取ることで、出遅れてもポジションを取れる可能性が広がる。あくまで可能性なので、そのまま行ってしまったら潔く諦める。
・利益を伸ばし切るスキルを殺さずに、そこそこが適切な時にはそこそこを徹底するというバランスを取り切ることを目指す。ただし、優先順位が高いのは、利益を伸ばし切ること。
・ドテンは最速でOK。同じ方向への再インは、直前のトレードで含み益期間が長い場合は、次のチャンスで入ってOK。直前トレードで含み損の期間が長い場合は、完全に反転する動きを確認するまで、再エントリーはNG。
・トレンドに対して反対方向への長めのひげ+小幅な反対方向への足が確定した場合、トレンド変換となる可能性が高い。特に長期GMMAに戻ろうとする動きで、長期GMMAの束がまだ収束状態に近ければ、ローソク足的にはだましとなり反対方向に強化される値動きになりやすい。
・ゆったりとした山を形成しながらのトレンドの場合、3-4山くらいでトレンドが調整するケースが多い。勢いが落ちたと感じたときや、ダイバージェンスが確認できた時は、そこそこを意識し始める。
・トレンドからの変換は、ダブルボトム的な動きからの変換か、シングルボトムからの変換か、レンジ移行なのかを意識して判断する。GMMAからの乖離が大きく、長期GMMAの束が広がっている時ほど、ダブルボトム的な反転をしやすく、その逆はシングルボトムでの切り返しの可能性が高くなる。レンジへの移行はその時々による。明確な判断基準には、まだ気付けていない。
・最初の滑り出しが好調だと、今日は良成績で終わらないとならないといった、期待値の上昇が発生する。結果として後半のトレードが下手くそになり、期待値を下回ってしまう。直前のトレード結果と、今回のトレード結果とは独立していることを意識して、直前の結果に引っ張られてしまう事態を、極力避けるようにする必要がある。
・「焦ってとるポジションは、最悪な逆張り」であることが認識できた。あくまで自分の悪癖だけど同じような脊髄反射する人は少なくないと思う。であれば、せめて焦ってポジションを取るときは、恐怖を感じるような最速の順張りとした方が、トータルで期待値は跳ね上がる。
・GMMAを判断基準とするトレードを今後も続けるが、時にGMMAが効かないタイミングも発生する。では、GMMAは不完全かといえば、むしろ完全な手法はない中で、GMMAも多分に漏れないというだけのことである。つまり、「今はGMMAは無視される」という相場に対する判断が出来さえすればよい。
【長期GMMAの活用方法:仮説】
・長期GMMAから乖離する方向のトレンドが発生している状況。最後のトレンド足から下値切り上がり(上値切り下がり)となった場合、直近のトレンド足を喰いきったら、トレンド反転の兆しと見る。
特に直前の長期GMMAが収束していた場合、トレンド初動がだましとなって、反対側に切り返す動きが強化されることも良くあるので、直前の状況と、トレンドの値動き/ブレーキの強さを総合的に判断したい。
・長期GMMAにから乖離する方向にトレンドが発生している状況。直前のトレンド線をほぼ返し切る(半分以上)かつ、直近の足の長さの中で明らかに長い足となっている場合には、そこで一旦のトレンド変換となる可能性の方が高くなったと判断する。
(赤丸の足はトレンド変換の可能性が高いが、青色の足ではトレンド変換なのかトレンド続行なのか分からない。青色の場合は次の足を待って、その足まで合成した結果、直前の陽線の50%以上まで喰ったらトレンド変換を疑い始める)
色々なパターンを見ていくと、↓のトレンドは複合的に判断するためのサンプルとしてはいい例だと思う。
最初の戻り目については、その前のトレンドが相当程度強い状況であること、半分までは切り返しているものの、全部は切り返していないことから、次の足まで見てみてもよさそう⇒下落トレンド続行
次の長い下ひげからの反発は、前回下落幅よりも大幅に下落幅が小さくなっていること、徐々に下値を切り上げる上昇を挟んでいること、直近の陰線を全戻ししていることから、一旦青丸の部分でトレンド変換の可能性が高いと判断するのが良さそう。
続いて上値/下値ともに切り下げた2つ目の青丸の部分で、トレンド変換失敗による再トレンド続行へ値動きが強化されると判断できる。
最後の赤丸部分は、短い期間で、最後の陰線を全値戻しされたことから、そろそろという感じを大事にして良さそうな感じ。この値動きに近い判断を都度していけば、伸ばせるところは伸ばしつつ、そこそこでエグジットして、だましだと判断することも最速で出来そう。悪くない。
下の例の最初の赤丸は本当に難しい判断と思う。違和感があるのは、長期GMMAが収束しているけど、タイミングが下抜けしてから遅行して収束しているところで、停滞状態からのトレンド発生時には、下落が発生したタイミングで長期GMMAが最収束する場合が多く、ということは長期GMMA的発想からは下抜けトレンド発生ではないのかもしれない、と仮説が立てられる。
実際に反転しているが、今までの直近トレンド足の半分以上~全部戻しの基準には合致していないので、上記の違和感と複合的に考えて、だまし的なものの一種だと判断できると強いかも。
その後の上昇については、1山目は確かにトレンド変換の可能性もあるが、これは上抜けたタイミングで長期GMMAが収束していること、長期GMMAからの乖離もまだ大きくない値位置なので、トレンド続行の判断の方が有利そう。2山目は乖離も大きいので、直近の陽線を包んだ時点でそこそこと判断してエグジットが良さそう。その後の上昇については、上昇モメンタムが明らかに弱まっていることから、下落トレンド変換を疑っていきたい局面入りと判断できれば、冷静に振舞えそう。
【最新10ヶ条】
・ポジションとるときは、2テンポ待て。ひきつけてエントリー
・10ヶ条を最初に見てから、トレードをスタートしろ
・ため息がでたら、コーヒーブレイク、眩暈がしたら、仮眠
・レンジが8割、そこそこを大切にしろ
・頑固になるな、意地を張るな、素直に考えろ
・現状がレンジ相場なのか、トレンド相場なのかを、まず一番最初に判断しろ
・トレンド変換はGMMAの捻じれと、収束拡張で判断しろ
・ポジションとるときは、最速順張りか、ひきつけてエントリー
・長期GMMAと横のラインを徹底的に意識しろ
・トレンドの勢いと、ブレーキングの強さを感じ取れ
・1分足確定まで判断を待て
【総括】
何とも学びの多い1週間だったと感じています。こうした方がいいとか、こういう風にすればよいのではないかとか、色々と出てきたのでとても楽しかったです。
結果的に週次の振り返りはボリューミーとなってしまいましたが、それだけ濃い経験が積めているということだと感じています。トレードをするのであれば、トレードをしている時間も大事ですが、そこからどうやって改善していくのかを悩みぬいて、少しずつブラッシュアップしていくことの方が何倍も大切だと考えています。
GMMAに対する造詣も深くなったと思いますので、今週の経験から得た仮説がどこまで確からしいのか、来週の相場で試せるのが本当に楽しみでなりません^^
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